2011年4月アーカイブ

■ 常に想定外を想定する

■ 「想定」とは

「ある一定の状況や条件を仮に想い描くこと」 広辞苑

■ 「想定外」とは

まだ何もわからない 人間の無力さをあらわしているのだろう。


「今回の番組で、私がもっとも大切にしたいのは「私たちはまだまだ地球のことをわかっていない」ということです。地球の持つ謎やメカニズムの不思議さを通して畏れや、備える気持ちを持っていただければうれしいです。」

『MEGAQUAKE 巨大地震』NHKスペシャル 2010年3月8日 発行 主婦と生活社

 


 

金森博雄 氏(カリフォルニア工科大学名誉教授)

『しかし 地震学はたかだか100年足らずのデータしかない若い学問であり、1000年単位で考えれば起きないと考えられていたところでも起きるかもしれない。----- 「金森氏は「過去の地震を調べることも大切だが、地震は常に想定外に起こるものだと考えて備えるしかない」と語った。』

『MEGAQUAKE 巨大地震』NHKスペシャル 2010年3月8日 発行 主婦と生活社


 

■ 2011年4月13日「東北大学による東日本大震災1ヶ月緊急報告会」

わからないことがいっぱい。

まだ何もわからない。

「想定宮城県沖地震」

いったい想定とは?

http://www.dcrc.tohoku.ac.jp/index.html 東北大学による東日本大震災1ヶ月後緊急報告会資料

2011年東北地方太平洋沖地震(M9.0)について これまでにわかったこと、まだわからないこと [資料] [動画]


 

■ 2011年4月13日「東北大学による東日本大震災1ヶ月緊急報告会」

今村文彦・越村俊一・今井健太郎・菅原大助,大津波の実態調査と教訓の整理に向けて 

--------------------------------------- ■ 「想定外」という言葉

● 自然科学により,予想・評価できる事象 ● 防災対策として想定(対応)するレベル ● 想定する対象に対して,多重の備え ● 想定外の事象に対して? ● 起きる可能性のあることは,いつか起こる.す べて対応する? ● 万が一に備える.どのように?(思考停止しな い) ---------------------------------------

■東北大学による東日本大震災1ヶ月後緊急報告会 2011.4.13 トラストシティ カンファレンス・仙台5Fにて,

■9.今村文彦・越村俊一・今井健太郎・菅原大助,大津波の実態調査と教訓の整理に向けて [資料] [動画] ■今村教授 動画

http://www.youtube.com/watch?v=EN3mZFLVcN8 http://sites.google.com/site/tohokuunivdcrc/home/event


■ 2011年4月11日 JSCE-Conference

  ■東北大学 今村教授 動画 その一

http://www.youtube.com/watch?v=BqqDVwF4j-I

講演中 うまく 動かなかった 津波シュミレーションは http://www.youtube.com/watch?v=H9edSMm09Xg

  ■東北大学 今村教授 動画 その二 http://www.youtube.com/watch?v=8jE_ztBIuTI

17.大津波の実態調査と教訓の整理に向けて:今村(東北大) (PDF/17.5MB) http://committees.jsce.or.jp/report/system/files/17_imamura.pdf

   ■東北大学 今村教授 動画        被災地からの報告

http://www.youtube.com/watch?v=8-0hd0imFM8


   ■東北大学 今村教授 動画   (2006年8月2日講演)   地球規模大災害と国際協力 ?インド洋津波から見えるもの?    http://www.youtube.com/watch?v=UCrLXh0HosA

2011-04-27_0237-480.jpg  ナショナル ジオグラフィック 日本版 2011年3月号

「 70億人の地球 地球を変える「人類の時代」  」

「山を削り、都市を築き、海や大気に化学物質を排出してきた人類。その活動は、未来の地球にどんな痕跡を残すのだろうか。」

  シリーズ 70億人の地球 地球を変える「人類の時代」

「 未来に残る痕跡とは

 人類による地球環境の改変で最も目につくのは、都市の建設だろう。都市は、鉄鋼やガラス、コンクリートで埋め尽くされた巨大な人工空間だ。だが、そのほとんどは長い間には跡形もなく消えてしまう。理由は単純で、陸上では風雨による浸食作用が激しく、堆積が進まないからだ。今の時点で最も目立つものが、地質学の時間尺度では「おそらく最もはかなく姿を消すでしょう」と、ザラセウィッチは話す。」

エリザベス・コルバート 『ナショナル ジオグラフィック日本版』 2011年3月号

「石に刻みこむ」

nankai2002-482.jpg ■「歴史探訪 南海地震の碑を訪ねて 石碑・古文書に残る津波の恐怖」     平成14年 毎日新聞高知支局

■「南海地震を知る?徳島県の地震・津波碑?

大津波の記録は 低頻度の災害だけに 体験者の 語り部 がいなくなると やがて 時代と共に 人々の記憶も 薄れていくのだろうか。 記憶を風化させないで 何百 何千年先の 後世の人々に 災害の教訓を確実に伝えていくには「石に刻みこむ」ような 確固とした信念が必要なのだろう。 それにひきかえ WEBサイトの寿命は5年から10年とか。 安住の地など 落ち着く場もなく やがて 跡形もなく 忘れ去られる運命(さだめ)にあるのが WEBサイト。 まずは 跡形もなく忘れ去れないよう 石に刻みこむ 気持ちをもつこと。 「行く川のながれは 絶えずして、しかも もとの水にあらず。よどみに浮ぶ うたかたは、かつ消え かつ結びて 久しく とゞまることなし。」方丈記 鴨 長明
2011-04-11_mega0213.jpg メガクエイク DVD 4枚組 2010年1-3月放映された NHKスペシャル「メガクエイク」  巨大地震 昨年 放映時は 見逃していたので DVDでみた。 巨大地震、 大津波、 長周期地震動、 都市直下型、 山腹崩壊、 液状化などなど。 地震が起きる1年前に こうした放映があったとは。。  メガクエイク 趣深山ブログ

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宮城県沖の海底が24メートル動く
~東北地方太平洋沖地震に伴う海底の動き~

海上保安庁は、3月28、29日に測量船「明洋」により海底基準局の被害調査を実施

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(M9.0)に伴い、震源のほぼ真上の宮城県沖の海底が東南東に約24メートル動いたことがわかりました。この移動量は、陸上で検出されていた最大移動量(牡鹿半島で約5.3m)の4倍以上に相当します。


海上保安庁は、3月28、29日に測量船「明洋」により海底基準局の被害調査を実施し、観測可能であった海底基準局から得られたデータを解析した結果、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(M9.0)により、震源のほぼ真上に位置する宮城県沖の海底基準点が地震前と比べて東南東に約24m移動、約3m隆起したことがわかりました。
また、震源の約40km陸側に位置する基準点では東南東に約15m、福島県沖の基準点では東南東に約5mの移動が検出されました。

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http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KIKAKU/press/2011/H230406_miyagi.pdf

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大津波を観測した GPS波浪計

平成23年3月11日の東北地方太平洋沖地震で襲来した

大津波

津波は三陸沿岸で7波襲来

沖合20km、水深204mの釜石沖GPS波浪計による津波の観測結果

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沖合20km、水深204mの釜石沖では津波の第1波が最大で(津波高6.7m)であり、その後、第7波までが顕著な津波として観測。沿岸ではこの2~3倍の高さの津波が襲来、沿岸(水深15m)では13m程度に増加する。

なお、地震前に比べて、潮位の観測値が全体的に55cm程度上昇。
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津波の峰の高さは、第1波が突出して高く、第2~7波において徐々に低くなった。第4~7波は第1~3波とは異なる形状で50分程度の周期の波が繰り返されている。

第1波の波形を詳しく見ると、地震発生から15分後の15時01分から約6分間で2m程度上昇した後に、続く約4分間でさらに4m以上も急激に上昇した。この波形情報は、 今回の津波の発生メカニズムを究明する重要な手がかりになると思われる。
http://www.pari.go.jp/info/tohoku-eq/20110328mlit.html

メガクエイク

megaquake  『MEGAQUAKE 巨大地震』NHKスペシャル 2010年3月8日 発行 主婦と生活社

NHKスペシャル『メガクエイク』は2010年1月から3月にかけて 放映

 


 

驚きました。 たった 一年前に この本が出版されていたとは!

 


 

■東北大学・今村文彦教授

「仙台市の郊外。東北大学・今村文彦教授の研究チームは。海岸から4キロ近く離れた水田の地下から、あるはずのない海の砂を発見した。分析の結果、この砂は約1000年前に起きた日本最大級の津波の痕跡で、1000年ごとに繰り返し起きていることがわかった。 つまりいつ次の大津波が来てもおかしくはない。 この津波を起こす地震は、本州東方のプレートの境界。 最大ではマグニチュード9近くのメガクエイクになる可能性がある。」

 

東北大学大学院工学研究科附属災害制御研究センター TohokuUniv_DCRC 東北大学 大学院理学研究科 地震・噴火予知研究観測センター

 東北大学工学研究科・工学部/医工学研究科 災害時ホームページ

 


 

■金森博雄 氏(カリフォルニア工科大学名誉教授)

『「金森氏は「過去の地震を調べることも大切だが、地震は常に想定外に起こるものだと考えて備えるしかない」と語った。』

 

 


 

■80年前の 寺田寅彦氏 の文章。

 今回の震災のあと 読み直し 80年経ても いまだ まことに当を得ていると 改めて痛感。

「しかしここで一つ考えなければならないことで、しかもいつも忘れられがちな重大な要項がある。それは、文明が進めば進むほど天然の暴威による災害がその劇烈の度を増すという事実である。

 人類がまだ草昧の時代を脱しなかったころ、がんじょうな岩山の洞窟の中に住まっていたとすれば、たいていの地震や暴風でも平気であったろうし、これらの天変によって破壊さるべきなんら造営物をも持ち合わせなかったのである。もう少し文化が進んで小屋を作るようになっても、テントか掘っ立て小屋のようなものであってみれば、地震にはかえって絶対安全であり、また たとえ風に飛ばされてしまっても復旧は はなはだ容易である。とにかくこういう時代には、人間は極端に自然に従順であって、自然に逆らうような大それた企ては何もしなかったからよかったのである。

 文明が進むに従って人間は次第に自然を征服しようとする野心を生じた。そうして、重力に逆らい、風圧水力に抗するようないろいろの造営物を作った。そうしてあっぱれ自然の暴威を封じ込めたつもりになっていると、どうかした拍子に檻(おり)を破った猛獣の大群のように、自然があばれ出して高楼を倒壊せしめ堤防を崩壊させて人命を危うくし財産を滅ぼす。

その災禍を起こさせたもとの起こりは天然に反抗する人間の細工であると言っても不当ではないはずである。災害の運動エネルギーとなるべき位置エネルギーを蓄積させ、いやが上にも災害を大きくするように努力しているものは たれあろう文明人そのものなのである。」 寺田寅彦 『経済往来』昭和9年11月 「天災と国防」

 


 

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