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無雪期

三嶺(1893)西熊山(1815)天狗塚(1812)牛の背(1757)    

三嶺 1806mピーク 北西尾根経由

徳島県美馬郡一宇村 徳島県三好郡東祖谷山村 高知県香美郡物部村
ここで紹介している山々は、本州の著名山に比べると、登山道や指導標は未整備です。
それは自然が多く残っていて、この山域のいいところなのですが、この山域では、登山者は自己責任での慎重な行動が求められます。コースタイムはご参考程度にしてください。
☆ 山行記録の編集方針について  もご覧下さい。
●この山域への 交通機関 アクセス
●この山域の地形、地質と気象
剣山山頂の気象(平年値極値)

●二万五千分の一地図  「京上」 「久保沼井」

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★概念図  三嶺 西熊山 天狗塚 牛の背 ふるさと林道 阿佐名頃線 経由



無雪期 獣道コースです。難路が含まれています。未知のルートに挑む 読図力 技術 経験 精神力 体力が必要です。 自然豊かな 獣道を 利用するところがある ルートです。くれぐれも 野生動物と ルートファインディングには ご注意下さい。途中で引き返すにも 大変な労力を 要する場合が考えられます。それなりの準備と 装備 体調 などを考慮し 天候を見定めて 自己責任にて 慎重に 行動することが求められます。
●二万五千分の一地図  「京上」 「久保沼井」

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★記録

平成16年8月7日 曇り 晴れ 雷雨

ふるさと林道阿佐名頃線P地点 7:49 -- ふるさと林道阿佐名頃線から作業道へ 登り口 8:29 --1806mピーク (10:58-11:10) --縦走路にでる 11:26-- 三嶺 (11:34-11:42) --西熊山 (13:17-13:40) --お亀岩 13:59 --天狗峠 14:42 --天狗塚山頂 (15:09-15:58) --牛の背 16:29 ----林道 17:49 --P地点 18:30

累計歩行距離 19.818km 累計標高差 1815m

台風10、11号とその後の大雨の為か、沢音が大きく 聞こえる。
普段 水が流れていない 所から水が出て 水場が出来ていたりする。山が水をタップリ持っているようだ。

三嶺山頂11:37「20度 0.5m ガス 高校生の集団登山と遭遇 賑やかだ。若い人と遭遇するのは 久しぶりだ。」

三嶺からの縦走路途中で 雷雨に遭遇 雨具を付ける間に激しい降雨で たちまち登山道が濁流の流れる小川になった。ライトニングから間髪入れずに すぐドスンと腹の底に響く 迫力ある雷鳴に 思わず 縦走路の捲き道で しばらくの間 待機する。

西熊山山頂で一端 雷雨が収まり 雷鳴は遠くで聞こえるようになった。
天候は 回復して 遠くも見えるが しばらくしてまたガス。
お亀岩を過ぎてから また 雷雲が近づいたのか 大きな雷鳴が聞こえてきた。 

天狗塚 「20.6度 1.5m ようやく 次郎笈まで見えるようになった」

林道に降り立ち 駐車地点に戻る頃 また ゴロゴロ雷鳴。これも近そうだ。

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☆コースメモ


●この山域で 夏には 雷雲の発生は よくあります。7月24日に雷雨に遭って、気を付けなくてはと思っていた矢先
また また 雷。今回は落雷に近く、大いに反省する点も多かった。

● コンクリート舗装された ふるさと林道 阿佐名頃線(久保陰工区)は 開通していません、現在 工事中です。
一般車は工事車両の邪魔にならないように しないといけません。

駐車スペースは 大抵 資材や 土砂置き場になっていて 一般車の駐車は 工事の邪魔になり 困難です。
遙か手前の 邪魔にならない 十分に広い 安全な地点で 駐車して あとは徒歩で 行くしかありません。


★台風10号災害

今般 台風10号とその後の大雨は四国地方に甚大な災害をもたらしました。
被災された 方々に 謹んで お見舞い申し上げます。

普段は感じなくても こうした災害がおきると やはり山里の人々のお陰で 「山歩き」 させてもらっているなと つくづく感じます。
一刻も早い ご復旧を 祈念します。

今回の台風による大雨は
http://www.kishou.go.jp/know/typhoon/3-1.html
の記録を塗り替えるような 驚異的な降雨量になりました。

台風10号に関する速報
http://www.skr.mlit.go.jp/pres/h16backnum/kikaku/040809/taihu10.pdfより引用ですが

「7月25 日21 時に南鳥島の西海上で発生した台風10 号は、発達しながら北西に進み、28 日には八丈島の南海上に達しました。30 日にかけて強い勢力を保ちながら日本の南海上をゆっくりと西北西に進み、31 日16 時過ぎに高知県西
部に上陸しました。その後、瀬戸内海を経て、21 時頃、広島市付近に再上陸した後、日本海を北上し、8 月1 日21 時頃に熱帯低気圧に変わりました。台風の接近・通過に伴ない、四国地方では7 月30 日夜から雨が降り始め、31日朝以降いっそう激しくなりました。台風の中心が日本海に進んだ後の8 月1日から2 日にかけても、湿った空気が太平洋から四国地方に流れ込み、徳島県、高知県、愛媛県では、1 時間に100mm を超える猛烈な降雨を観測しました。四国地方を中心とする大雨は、長時間継続しました。7 月30 日から8 月2 日までの4 日間における総降水量は、徳島県や高知県で1,000mm を超え、多いところでは2,000mm に達しました。この総降水量は、7 月や8 月の月間降水量(平年値)の約3〜6 倍に相当します。」

【主な地点の降水量(国土交通省調べ)】
■1時間降水量
愛媛県松野町 目 黒118mm/hr(2 日00 時)国交省
徳島県海南町 寒ヶ瀬115mm/hr(1 日15 時)徳島県
高知県土佐山田町 繁 藤110mm/hr(1 日10 時)気象庁

■総降水量(7 月30 日00 時から8 月2日24 時まで)
徳島県 上那賀町 海 川 2,050mm 四国電力
木頭村 小見野々 1,734mm 四国電力
木沢村 沢 谷 1,583mm 国交省
木沢村 名古ノ瀬 1,507mm 徳島県
海南町 寒ヶ瀬 1,442mm 徳島県

《日降水量の記録》
一日の降水量の日本記録は、昭和51 年9 月11日に那賀川流域の日早(ヒソウ)観測所(徳島県木頭村)で観測された1,114mm/日でしたが、今回、同じ那賀川流域の海川観測所および小見野々観測所で、これを上回る日降水量が観測されました。
海川(カイカワ)観測所 1,317mm/日(四国電力)




台風10号に関する速報
http://www.skr.mlit.go.jp/pres/h16backnum/kikaku/040809/taihu10.pdfより引用しました

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★断面図


2004年8月7日etrex-venture GPS
●二万五千分の一地図 「京上」「久保沼井」


カシミール(杉本智彦氏作)利用

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★写真

獣道が錯綜する1806峰付近 倒れてしまった標識 (下記の写真参考)
賑わう山頂 山頂で若い人をみかけるのが珍しくなった
山頂から 賑やかな声が聞こえる。 激しい降雨の中、霧がとれて
視界は一時的によくなる
参考
平成16年7月24日の光石下降点標識
長い 張り出しが 不安定に感じていた。

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★雷鳴 雨域の変化 2004年8月7日

レーダ雨量では[雨量強度はレーダで5分間観測した雨の強さを60分間の雨量に換算したものです。]
 12時  13時
 14時  15時
国土交通省 川の防災情報より引用

地方レーダ雨量 地方レーダ雨量(履歴) 地方レーダ雨量(累加雨量) 
剣山山頂の気象(平年値極値)もご覧下さい








レーダアメダス合成値(気象庁発表)http://www.imoc.co.jp/rdam.htm

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国土交通省 川の防災情報より引用
 地方レーダ雨量 地方レーダ雨量(履歴) 地方レーダ雨量(累加雨量)  

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★落雷情報 

雷さんだー STNet (四国電力関連会社)が運用しています。
http://www.stnet.co.jp/it/kaminari2.html


STNet雷情報 雷さんだー より引用
http://www.stnet.co.jp/it/kaminari2.html

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★雷に関わる 体験

●夜間 行動中の雷

一瞬 フラッシュがたかれて 世の中が一気に明るくなる。
このライトニングのあと 間髪入れず すぐ 大きな 雷鳴が ズシンと 響く。
この様なときは たいがい ガスで 視界が悪いのですが この一瞬は パット 世の中明るく なるのです。
丁度 ディスコなどで せん光フラッシュが連続するようなのが 連続的に再々 起きるようになると もう危険です。少し 山稜から離れて 待機です。

●山稜より 下で ライトニング

夜間だと 特によく 分かります。
 山の 山稜 より 下で 雷の せん光が 走っているのが 見えると 足下が 不気味です。
足下から 光が出るような感じがします。

● 山稜でのテント(野営中)の雷

普通 昼間とか 夜間も ある程度の 時間までで 収まるのですが 朝まで 続くのがあるのです。
一晩中続いて 夜明けになっても 雷が鳴り響くので 文字通り 朝まで まんじりとも出来ず 一睡も出来ない経験があります。

この中でも ゆっくり熟睡して 平然と寝ていられるような 図太い神経を 付ければ、 鬼に金棒 世の中怖いもの無し 明るい人生が開けます。

●これが一番怖いのですが 「いきなり せん光 ドスン」

雷と言えば 黒い雲に覆わてきて 雨が降り出し やがて 雷鳴が だんだん 近くなってきて 雨も強くなってからという順序があるのは 下界のことです。
 山稜で ガスにまかれ 詳しいことは分からずに 雨も降らないのに いきなり せん光 ドスンという経験があります。
起承転結 なく いきなりドスン これが一番危ないのです。

地震 雷 火事 親父。怖さでは 地震の次に 位置されています。

★雷 に関して

●Lightning safety
http://www.lightningsafety.noaa.gov/

http://www.nssl.noaa.gov/mag/light.shtml

http://www.lightningsafety.com/


●フロリダ州など 雷の多い所は雷情報がしっかりしている。

●30-30 ルール (30秒以内 30分間)

http://www.floridadisaster.org/HWA/lightning.htm

        Use ‘The 30-30 RULE’ to determine the threat oflightning in your area.

        a.. 30 Seconds:        Count the seconds between seeing lightning and hearing thunder. If this time is less than 30 seconds,lightning is still a potential threat. Seek shelterimmediately.

        b.. 30 Minutes:
        After hearing the last thunder, wait 30 minutesbefore leaving shelter. Half of all lightning deaths occurafter the storm passes. Stay in a safe area until you are sure the threat has passed.

      http://weather.gov/

 lightning precautions for hikers

http://www.geocities.com/yosemite/1270/general/lightning.html

      http://www.srh.noaa.gov/mlb/ltgcenter/ltgmain.html

      http://www.srh.noaa.gov/mlb/ltgsafety/index.html


http://www.lightningsafety.com/
National Lightning Safety Institute (NLSI) is a non-profit,
non-product advocacy of lightning safety for both people and
structures:
日本の雷地図もあります
http://www.lightningsafety.com/nlsi_info/lightningmaps/JPNghtning.html

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★天気図

2004年8月7日 9:00地上天気図 2004年8月7日9:00高層天気図 700hpa 850hpa

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★祖谷ロマン橋 7月28日 開通



「祖谷ふれあい公園」 平成十六年七月二十八日 オープン

赤テープなどについての 私の考え方は ここにあります。

これだけ自然が豊富な 場所に 赤テープのような 所詮は ビニールゴミになる ようなものを 残置しないように したいというのが私の考えです。
(ビニールよりは まだ 木綿の 赤布なら救えるけれど )それでも 付けないのが 一番 でしょう。
山は 登山者だけのもではありません。 山里の人 林業関係者 には ことに 赤テープは 嫌われます。
また 赤テープは  あとからくる 登山者の ルートファインディングの 楽しみを  奪ってしまうものなのです。
後から来る人のためにも 地図 磁石 何だったら GPSを 積極的に 活用しましょうと いうのが 私の考えです。 

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ツキノワグマに関するサイトは

日本ツキノワグマ研究所
lhttp://ha3.seikyou.ne.jp/home/kmaita/
ツキノワグマ痕跡写真集
http://www.bekkoame.ne.jp/~fujitama/

「山でクマに会う方法 これだけは知っておきたいクマの常識」
     米田一彦 著     1996年10月10日 山と渓谷社
高知県香美郡物部村別府峡にて 高知県香美郡物部村別府峡にて

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平成16年8月9日第一版
平成16年8月11日 改訂増補

ご注意
この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。


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