雪崩の最近のブログ記事

雪崩事故 鹿島槍の映像

明日は我が身 本当に危ないですね。

この貴重な映像から 状況をどう判断すべきか? もし 引き返すとしたら どんな場合か?

実際の 微妙なタイミングを どうとらえていくべきかなど とても 多くの教訓をえることができます。 


雪崩事故 鹿島槍 前編
http://youtu.be/2F-oeKMKiBA


雪崩事故 鹿島槍 後編
http://youtu.be/Tt14Co78kPk

sikisaikou さん の動画です。雪崩事故の情報公開していただき 有難うございます。


そういえば

ことし 2012年2月12日。

 北陸地方 大笠山(1822)で 「YASUHIROさん」も雪崩に遭遇
http://w2222.nsk.ne.jp/~turu/ski.repo.html

やはり 活発に雪山に 登っていると それなりに 雪崩でくわす確率も高くなるのだ。

「しかし標高が1000mを超えた辺りから霜ザラメの弱層の上に深夜積もった20cmほどの新雪が簡単に剥がれて亀裂が出来て来る。この時点で今日は中止と判断すべきであったがまだ時間も8時過ぎと早いためもう少し様子を見ようと標高を上げた。

標高1240mのトラバースライン、内心危険だと感じて一人一人渡る様指示を出そうかと迷っていた矢先にいきなり雪崩が起きた。先頭の大魔人はすぐに察知してピックストックを突き刺して流されずに済んだが2番手のしんちゃん、最後尾の僕はいきなり不意をつかれた形であっという間に流された。

しんちゃんは15mほど落ちて止まったが、僕はあっという間に加速してドンドン落ちた。落ちてすぐに右足の板が外れた事は分かった。左足で必死に制動をかけ止まろうともがくが雪が完全に体を埋め尽くし暗闇となった。流されながらも制動をかけ続け必死にもがいてようやく体が止まった。止まった助かった。自力で雪からはい出して、大声で大魔人を呼んだ。返事があった。姿は見えないがしんちゃんも大魔人も無事で安堵した。

僕は標高差で70m弱、距離にして百数十m流されていた。」

2012年4月
四国の山域では 珍しい 4月の大量降雪があったが 矢筈山北東面 標高1550m地点では 雪崩デブリあり。
http://shumiyama.blogspot.jp/2012/04/41848.html

4月の雪崩 矢筈山(1848) 膳棚 間 北側の斜面 標高1550m地点

平成24年4月。この山域では 珍しい4月の 大量降雪があり、
矢筈山北面 標高の高いところでは 
新雪が 堅雪の上に大量に積もり 4月7日 は とても不安定な積雪状態。

4月7日 この付近 はフワフワの不安定な 積雪状態で 一部 雪崩れ かけていた。 

4月7日 最大限の注意で このあたりを 迂回したが


一週間後 4月14日 見てみると やはり 本格的に 雪崩れていた。


場所
矢筈山(1848) 山頂 の 北東面 標高1550m(矢筈山頂 三角点から距離 860m)
矢筈 膳棚 間 北側の斜面
14-DSCN1758.jpg

2012年 4月14日撮影



「趣深山 四国の雪崩」 開設


「趣深山 四国の雪崩」

ブログ「趣深山 四国の雪崩」を開設いたします。

というのは 近頃 この山域の雪山に 雪崩など、 まったく無関心な登山者を よく みかけるようになってきたからです。

多雪地帯では 雪崩遭難事故も 頻発し、 みんなおのずと それなりに 注意するようになるのですが 、穏やかな気候の 四国など 温暖 寡雪地帯での雪崩情報は あまりに数少なく 「まさか四国では 雪崩など」と 思い込み あくまで無雪期の延長で 安易な気持ちのままで、 積雪期の山の危険性を認識することなく そのまま雪山 にはいることに なるのでしょう。

こうした「 無知の至福  」 状態では 雪崩の危険に まったく無防備であるといえます。

ところが 四国でも 過去 雪崩遭難死亡事故が 何件か 発生していますし、毎冬 足しげく山域に通うと、 ときには ヒヤッとすることなど たびたび あります。

剣山(1955)山頂の測候所は 既に廃止・撤去 されましたが 貴重な公式観測記録が残っています。

その剣山山頂(1955)測候所 1970-1990年の公式 降雪記録   (寒候年) を見ると 降雪の深さ 合計で 212~802 cm と 雪崩があって当然の降雪量なのです。


たとえ温暖な四国でも、 積雪の多い山では それなりに 雪崩への警戒をしなくてはならないのです。

かねてより 拙作「趣深山」サイトでは「温暖な四国でも」 など 四国での雪崩情報をサイト上に公開していましたが、今般 拙作「趣深山」サイトでの 既出の四国雪崩情報を 整理してみました。

サイト上で 情報共有化し、 四国での 過去の事故や雪崩発生事例など、 謙虚に 学び、 雪崩への注意を喚起し、 雪崩への危険感受性を高めていこうという、 姿勢こそが 、とても重要だと思い、自戒をこめて、 本ブログを開設することにいたしました。


雪や雪崩については 全く 不十分な 知識・経験しかない持ちあわせておりませんのに、 このような 「雪崩サイト」を 公開するのは 浅学な身を恥じながら 誠に こころ苦しい ところですが ご海容のほど おねがい いたします。

また 読者皆様の ご情報提供や ご指摘 など など ございましたら ぜひ メール コメント いただければ 幸甚です。

「趣深山」サイトともども 今後とも よろしく ねがいます。

20120211-90-1.gif
平成24年2月11日 天狗峠 付近で 目撃 した 雪崩痕


【天狗峠 東面】

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平成24年2月11日撮影


平成24年2月4日 撮影の 下の 写真と見比べてみると この一週間で 新たに 雪崩が発生したのがわかる。


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平成24年2月4日 撮影

この斜面は 要注意だ。


【天狗峠 南面】

2012-02-11_0238-480.jpg

平成24年2月11日撮影

1月に 雪崩れたのとは 別の また新たな 雪崩が発生していた。

2012-02-04_0248-480.jpg

平成24年2月4日 撮影

三嶺 天狗塚 付近 雪崩

2012-01-07-480_0106.jpg

2012年1月7日 三嶺 西熊山 間 縦走路で 撮影。

南面の雪が 部分的に 大きく 雪崩てしまっていた。

2012-01-07-480_0115.jpg

西熊山 登り 途中から三嶺方面を振り返り 問題の箇所を見る。

20111217_480-0139.jpg


2011年12月17日撮影 三嶺南面
例年 雪崩痕が 多々みうけられ 雪崩リスクの高い斜面だ。

2011年12月17日はまだ初冬期で とくに問題はなかったが、雪が多くなる積雪時期には 名頃から 夏道コースでは この斜面の通過が ポイントとなる。

積雪状況など見て慎重に判断が必要で、場合によっては 引き返す判断もでてくる。


■2008年3月8日 三嶺山頂
「三嶺山頂は風弱く、快晴。長居をしていると、突然、山頂南面で雪が崩れた。スローモーションのようだったが、雪崩中にはカメラのシャッターは間に合わず、直後の写真がとれただけだった。」

http://shumiyama.web.fc2.com/2008/20080308ushinose_1806.html
http://shumiyama.web.fc2.com/kiroku-huyu/2008tengpass.html
http://shumiyama.web.fc2.com/kiroku-huyu/2006nadare.html

■20回に一回というリスク。

「つまり、雪崩地形に行っても何も起こらない。もう一度行っても何も起こらない。さらにくり返し行っても、まだ何も起こらない。そう、味をしめるのだ!
だが そこには決定的な事実がある。積雪は95%の確率で安定しているのだ。つまり 、雪崩についてまったく無知でも、20回に19回は何も起こらない。これは かなりの勝算だろう。だが 逆を言えば、20回に1回は、とてつもない恐怖、打撲、ケガ、あるいは死を味わうことになる。」
『雪崩リスクマネジメント』Bruce Tremper著 日本雪崩ネットワーク訳
 2004年12月1日 初版 株式会社山と溪谷社

■柳澤昭夫 氏(故人)

みんないっているから 安全というわけでない。
あくまで その場にでくわして 危険を回避できるか 自分で 判断できるかどうかである。

「みんなが行けば怖くない式で、天気はいいしあいつらも行っている、軟弱と見られるのはシャクおれらも行こうよという連中がある一方、いやみんなは行動しているけどおれたちは何がなんでも今日は動かないという信念があるかどうかの違いに過ぎない。」

柳澤昭夫 氏(故人)
『岳人 2008年4月号 備忘録』

大雪の冬 三嶺(1893)の名頃コース

雪崩 2008

雪崩 2008


雪崩2008



セルフレスキュー

1-rescue160.jpg 『バックカントリー セルフレスキュー 雪崩事故&ケガからの救出マニュアル』 近藤 謙司 監修 スキージャーナル ISBN 978-4-7899-7009-9 2008.3.1 第一刷 株式会社アドベンチャーガイズ http://www.adventure-guides.co.jp/ 国際山岳ガイド近藤謙司氏 ブログ http://blog.goo.ne.jp/kenken8848/ DVD付 雪崩発生時点から 状況確認 状況判断 生存者への聞き取りなど行い  2次雪崩への警戒を怠ることなく 実にキビキビした無駄のない動きで的確に 埋没者を探索し 掘り出し 救出する。所用時間 8分。 それであっても やはり大事なことは 「バックカントリーでの行動で一番大切なことは、ことが起きた後のレスキ ューテクニックより、ことが起こる前の勉強と行動であるということ。 事前の準備と正しい知識、技術、行動学の習得なくして、本書のレスキューの みを身につけるというのは大きな間違いだ。」 はじめに 近藤謙司 著


『雪崩ハンドブック』

2-handbook160.jpg 『雪崩ハンドブック』 デビッド・マックラング ピーター・シアラー 著   日本雪崩ネットワーク 訳 2007年12月14日 初版 東京新聞出版局  ISBN 9784808308841 かなり 内容のある 座右の書だ。 日本雪崩ネットワーク http://nadare-net.jp/


『岳人 2008年4月号 』

3-gakujin200804-160.jpg 『岳人 2008年4月号 備忘録』柳澤昭夫氏 「雪崩もそう。カナダの基準などがどんどんもちこまれてきて、雪崩は科学的 に解明されたという錯覚が生まれつつある。でもおれはそんなことちっとも思 っていないし、わからないことがたくさんある。(槍平の雪崩もそうですよ ね。) でるかもしれないという予想は成り立つかもしれないけど、このいま雪崩はで ないという確証は絶対に手に入らない。 きょうあたりは大丈夫だろうというのは甘い推測にすぎなくて、甘いか辛いか はいつも結果論。雪崩に遭へばバカもんといわれ、遭わなければたいしたもの んだといわれるだけの話。結局は推測の域を出ない。 みんなが行けば怖くない式で、天気はいいしあいつらも行っている、軟弱と見 られるのはシャクおれらも行こうよという連中がある一方、いやみんなは行動 しているけどおれたちは何がなんでも今日は動かないという信念があるかどう かの違いに過ぎない。」 柳澤昭夫 氏 『岳人 2008年4月号 備忘録』 『岳人 2008年4月号 』 大町山岳博物館


『ドキュメント 雪崩遭難』

4-nadare_160.jpg 『登山者は今までの経験だけで山の天候、積雪状態、雪庇のできる具合を判断 しないほうがよいと言える。同様に、山で培ってきた今までの経験という も のさし だけで、雪崩の危険を判断すべきでない。 気候変動という悠久の時間変化に比べれば、私たちが山で経験している時間は 余りに短すぎる。気候変動に応じた新しい雪崩判断の「ものさし」、科学的な 知識と経験で得た知識を融合させた「ものさし」を、登山者は身につける必要 があると私は考えている。』阿部幹雄著 『ドキュメント 雪崩遭難』 阿部幹雄著 山と溪谷社 2003年2月初版


雪崩に関連するサイト内の他のページ

温暖な四国でも 三嶺 天狗塚 付近 雪崩(2006 02 22) 低視程の牛の背 平成20年 冬 天狗峠 『雪山100のリスク』


2008年4月6日 第1版制作

よもやま話 >雪崩 2008

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