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IBUKI GPS 端末

IBUKI GPS 端末

トレールランニング大会などで 走る選手の位置をリアルタイムに 把握するために 使われているIBUKI GPS 端末。

簡単に LIVE配信できて 現在位置をリアルタイムに3分毎に 自動的に位置表示できる。

端末費用・年間維持費も 低廉で リーズナブル。

IBUKI GPS 端末は トレールランニングだけでなく 一般登山者でも 万が一の遭難対策として使えそうだ。

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IBUKI
https://ibuki.run/

【活動ログLIVE配信】

測定した位置情報を携帯電話回線を使ってリアルタイムで
IBUKI サーバーへと自動送信。
位置情報を地図にリアルタイムで表示

【仕様】

横86ミリ 縦51ミリ 厚16ミリ 重量78グラム
リチウム電池 1500mAh タイプCのUSB端子で充電
連続作動時間40-50時間
対応衛星 GPS、GLONASS、みちびき
防水防塵 IPX5/IPX8・IPX5
通信方式 LTE Cat.1(LTE-M) 
対応Band B1 B8 B19 B26

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【アマ無線APRS】JJ5MDM

登山者の 現在地を リアルタイムで把握表示できることは一番強力な山岳遭難対策だ。

私の場合 すでに リアルタイムに登山位置を表示するのに アマ無線APRSを使用していて いつも通う 山域では ほぼ 完全に うまく作動していて、大きな成果を上げている。

が、異なる山域では 場合によっては うまく いかないところもあるかもしれないので、リアルタイム表示できる システムを 複数並行して 持つことは大変 有効なことだ。

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IBUKI GPS 端末 色々と 試行錯誤しながら これから使ってみることにします。

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アマチュア無線 APRSにて現在位置をリアルタイム表示 安心登山のために

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要約
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アマチュア無線の位置情報システムAPRSをつかい
登山中の現在位置を リアルタイムに表示。

万が一のときでも安心な 登山のために 無線機とスマホを 活用します。

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約12時間の行動中 ほぼ完璧にAPRSがずっと作動
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■2019年3月16日 雪ガス 低視界の中での単独周回縦走。

https://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/fd696abdb7039f13c46fe77b28a14add

アマチュア無線の位置情報システムAPRSにて登山中の現在位置をリアルタイムに表示

赤のところは アマチュア無線 または ドコモ携帯の電波が通じたところです。

約12時間の行動中 ほぼ完璧に 位置情報システムAPRSがずっと正常に作動し続けて、常にグーグルマップ上に リアルタイムに登山者の現在位置を表示し続けてくれました。


「 JJ5MDM-7 」と「 JJ5MDM-5 」を 同時に表示
http://aprs.fi/#!mt=roadmap&z=11&call=a%2FJJ5MDM-7%2Ca%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400/


JJ5MDM-5 
「 JJ5MDM-5 」携帯電話網ネット接続環境からスマホアプリ「APRSdroid」使用
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400


JJ5MDM-7
「 JJ5MDM-7 」 アマチュア無線の電波
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=86400&tail=86400
アマチュア無線の電波をつかうJJ5MDM-7 今回も 2台とも順調に 作動。

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アマ無線 位置情報システム APRS
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APRS (Automatic Packet Reporting System)はアマチュア無線の位置情報通報システムで 無線機やスマホで運用。

運用に必要な手続きは 以下2つ

■「従免」 アマ無線の 無線従事者免許 (試験 または 講習)
■「局免」 アマ無線局 開局には総務省からの 無線局免許状(電子申請)

http://shumiyama.com/blog/2016/05/aprs-1.html

https://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/e67b56beee786a40a032460728c56a13

https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1587

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無線機とスマホ 二つのAPRS
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無線機とスマホ 二つのAPRS

JJ5MDM-7 アマ無線の電波を使う
JJ5MDM-5 携帯電話網を使う

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無線機
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アマ無線機
山中で使うのは ハンディー型のトランシーバー

 八重洲  FT2D
 ケンウッド TH-D72

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スマートホン
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高額な高機能スマホは 扱いがデリケートで 山では使うには 気が引けます。

埃っぽい、湿潤寒冷なところでも、防水・防塵で 気安く 手荒に使えて
より安価に入手できるという点で 以下のアンドロイド版スマホを使っています。

スマホメーカーは シャープ。どれも とてもリーズナブルな価格で購入。

    AQUOS sense lite SH-M05 SIMフリー 格安SIM
    AQUOS sense plus SH-M07 SIMフリー 格安SIM
    AQUOS PHONE ZETA SH-01F ドコモ版に格安SIM

スマホ4台のうち 3つ携行
一番 右の端の AQUOS sense plus SH-M07 は SIMフリーで
GPS、GLONASS、BeiDou、GALILEO、QZSS(みちびき)に対応

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格安SIM
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SIMは格安SIM

4台のうち 1台はSIMなしで運用 このほうが 気安く使えます。

3台には 運営コストを下げるため 格安SIM

 「OCN モバイル ONE」 と 「ゼロSIM」利用

 3枚のSIMカード合計でも月額1200円程度におさえ
 毎月維持費を 大幅に軽減しています。

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音声通話には ガラケー 
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山中の 音声通話用には 電池もちの良いガラケーを携行しています。

ただ ドコモでも  山中では 電波状況が悪く 線が何本も立たない表示で
データは通じても 音声は 通じないケースが多くなります。

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私の通う山域では ドコモ系SIMのほうが 通信エリアが広い
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もともと 私の通う 山中では 電波が弱いので 高速回線は通じないで、通信できるのは 低速で細い通信の場合が殆どなので、データの通信は 可能でも 音声通話は 通じない場合が多く、格安SIMで充分OKです。

ドコモ系格安SIMカードで軽量データを送るには充分でも、山頂から インスタ twitter フェースブックなどのSNS画像映像を撮影して その場で すぐ公開しようとしても 回線が 細く 時間がかかるのです。

格安SIMスマホでは 大容量通信はWIFI環境でのみ するようにすれば 全く問題なしです。

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コンパスにて 登山計画 提出 
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■ コンパスにて 登山計画を提出

コンパスを使うと 登山届提出を インターネット経由で 簡単に できます。
まずコンパスにて登山届を電子的に提出することで アマチュア無線の位置情報システムAPRSが さらに有効になります。

https://www.mt-compass.com/

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安心登山 と 安全登山
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■事前に コンパスにて 登山計画を提出し、現在地をリアルタイムにグーグルマップなどに表示。

四国の深い山中でも こうしてアマチュア無線の位置情報システムAPRSが うまく活用できるのは APRSを運用して頂いている 多くのアマチュア無線家のおかげです。ここに深く感謝いたします。

■私のような 単独行登山者にとっては 山中で かりに万が一のことがあっても 現在地をリアルタイムに表示してくれる APRS は 本当に「安心登山」につながります。

安心登山と 安全登山とは 違いますが 現在地をリアルタイムに表示することで 「安心して」「安全な登山」ができると思います。

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GPS 導入 2000年
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■GPS APRS スマホ活用の 経緯を ふりかえってみます。

私の登山では 平成12年 西暦2000年前のころから ガーミンのGPSを携行しはじめました。

はじめのころは 誤差も多く ログも乱れていました。

その後 ログも正確に安定的になってきました。

ガーミンGPSは 

eTrex、GPS3プラス
eTrex venture、eTrex summit、eTrex legend
eTrex Venture

などと 何台か 変遷した すえに
ガーミン map60csxで きわめて 良好なログがとれるようになりました。

ガーミンmap60csxは今 現在も 現役機種として活躍しています。

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スマホが普及 スマホを登山用GPSとして 活用
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そのうち スマホが普及して
スマホ内蔵のGPSも性能が徐々に向上してきました。

スマホを登山用GPSとして 活用できるようになり

■2014年 ヤマノート 「 SIM無し スマホを登山用GPSとして活用」 を公開。

https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=869

https://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/4c5b4db9c5d592d8f0b2d2651e139932

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2015年 アマチュア無線の位置情報システムAPRS
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■2015年 

アマチュア無線の位置情報システムAPRSに関心。

アマチュアAPRS運用に注目。

■2015年 アマ従免と アマ局免 JJ5MDM を取得

     6月 APRS 運用開始 アマ無線 JJ5MDM-7

     すぐに スマホでAPRS運用する JJ5MDM-5も運用開始

https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1587

https://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/e67b56beee786a40a032460728c56a13

■その後 2-3年の 試行錯誤が あったものの

私が通い続けている この山域でのアマチュア無線の位置情報システム APRSは ほぼ完璧な作動状況で 極めて 安定的な運用ができるようになりました。

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携行 無線機は 2台 スマホも 3台
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■山行には無線機は2台、

ドコモ系SIMカード入れて 使える状態の スマホ 3台とガラケー 携行。

■アマチュア無線の位置情報システム 無線機は( ケンウッド TH-D72  と 八重洲  FT2D )2台は 発信する 周波数帯を分けて運用。

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複数携行するのは 軽量化の点では問題ですが
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■登山に 無線 スマホ 複数携行するのは 軽量化の点では問題です。

複数携行するわけは

3台のスマホに それぞれ違うアプリを作動させつづけます。
一つのスマホに複数アプリを同時に動作するのも実験でが

干渉しないよう できるだけ 分離して 一つ 一つにしておきます。

2台の 無線機も 違う周波数帯で動かします。 

予備的に複数機をもって 実験的に 種々設定やテストを繰り返して試してみることで、2回の山行で2度試すことが たった一回で済むと思えば、たとえ 少々重くなっても、気安く 多数回にわたっての実証が 一度で検証できるメリットがあるのではないかと思います。

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スマホの設定は いろいろ 工夫が必要
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■スマホの設定は いろいろ 工夫が必要です

突然 山中で アプリの自動更新が行われはじめてしまい 細い回線を 長時間閉塞してしまい 本来 起動していた アプリすべてが 動作不能となり、停止して しまった失敗がありました。

基本的に 必要なアプリだけを インストールして 不要アプリはアンインストールや無効・停止にしておくことが大切です。

とくにバックグラウンドで動く アプリには十分注意しておきます。

山中では 必要最小限しか作動しないよう 設定しておきます。

これは結構 綿密に検証してみる必要があります。

基本的に 山中では こうした細かい操作は できない場合が 多いので 事前に 登山開始出発時点までには 徹底して 調整・設定しておきます。

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山中では 原則として 無線機操作 スマホ操作などは 一切 しません
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■準備や操作は 登山開始前に 全て 行い 電源オン 作動開始して、山中では背負ったザックの雨蓋などの中で 全自動で作動しつづけてくれます。下山後 登山 最終帰着地点で 電源をオフにします。

■山中では 原則として 無線機操作 スマホ操作などは 一切 しません。

いつも通う 山域では 道迷いも ないので GPS画面を見ることは ありません。

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厳冬期の電池能力低下対策でハッキンカイロ
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■一番気がかりなのは 電池。ことに 厳冬期には 低温のため スマホ電池の消耗激しいのです。

アンドロイド系のスマホに至ったわけの一つに 低温に強そうなのではというのがあります。

それでも やはり スマホは低温には弱いです。電池の能力が低下するのです。

マイナス気温の寒いときは「白金懐炉」で 加温しつづけて 電池の能力低下を防ぎます。

懐にいれて 体の体温で 温めてもいいのですが、アウタージャケットのポケット程度では 実際 厳冬期には かなり 冷えて、うまく いかない場合もあります。

スマホをザックの天蓋などに収納する際

昔ながらの「ハッキンカイロ」は効率的に加温するにのには とても有効です。

この際 オーバーヒートを防ぐために 「ハッキンカイロ」は 古い分厚い 毛糸ソックスなどに入れておきます。

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APRSの運用は 多くのアマチュア無線家の みなさまの おかげ
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■ともかく APRSの運用が とても 順調に 運用できるのは

やはり アマチュア無線位置情報システムAPRSネットワークとして 地上側のゲート局などを運営している 多くのアマチュア無線家の みなさまの おかげでして、みなさまには 大変お世話になります ありがとうございます。

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道迷い遭難 と スマホ地図アプリ
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■ちかごろ 頻発する山岳遭難事故を見ていると

救助の要請があっても 遭難者の現在位置が分からずに 捜索救助が手間取ることも おおく

もし「コンパス」などで 登山計画を提出していて「リアルタイムに現在地を表示・公開」できていれば

単独登山者が突然行き倒れになった場合でも 安全登山と遭難救助という点で、とても強力な援軍になっていたのではないかと思います。

スマートホン(スマホ)の普及発展は著しく、

こうした アマチュア無線位置情報システムAPRSとして 現在地のリアルタイム表示に活用できる他

道迷い対策上も 有効な 地図アプリが公開されています。

今後も 登山にスマホ活用し 安心で安全な登山を目指すよう 工夫を重ねていきたいと思っています。

【参照】

森山憲一氏「上手にスマホを使いこなせれば 道迷い遭難を 大幅に減少できる。」

https://number.bunshun.jp/articles/-/833413

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アマチュア無線のAPRSの利点 維持費低廉
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■アマチュア無線のAPRSの利点 維持費。

リアルタイムに現在地を提供できる
アマチュア無線の位置情報システムAPRSは 

アマ従免と アマ局免をとり 無線機 スマホを とりそろえれば あとは 年間維持費は かからずに 運用できるという 大きなメリットがあります。

またSOS発信や コミュニケーションもできます。

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GPS内蔵型衛星回線端末として SPOT、 ガーミンinReach
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一方
ほかにも
リアルタイムに現在地を提供できるもには

GPS内蔵型衛星回線端末として

SPOT
ガーミンinreach

など あります。これらも SOSや メッセージ発信ができます。

■SPOT
https://www.findmespot.jp/gen3.htm

■ガーミン inReach
https://www.garmin.co.jp/products/outdoor/inreach-explorer-plus/


どちらも、まだ使ったこともなく 詳しいことは よくわかりません。

というのも 正直言って
アマ無線APRSの低廉な維持費に比べてみれば
 
 SPOT inReach ともに 本体価格購入費用のほかに 衛星通信の有料通信契約維持費用が必要で これが毎年 チョット負担になりそうな感じがして 購入するまでに至らず いまだ逡巡している次第なのです。

安全登山のために リアルタイムに 現在地を公開します。

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登山中、リアルタイムで現在地を表示。
アマチュア無線APRSを使って 現在 登山中の位置を示します。

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■APRS

「 JJ5MDM-7 」 アマチュア無線の電波
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=3600&tail=3600

「 JJ5MDM-5 」携帯電話網ネット接続環境からスマホアプリ「APRSdroid」使用
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=3600&tail=3600


APRS(Automatic Packet Reporting System)

APRSは 山中の登山者の現在位置を リアルタイムで 地上側で パソコン・スマホのグーグルマップ上にて閲覧でき、山岳遭難対策には きわめて 有効なシステムです。

ただしアマチュア無線家の皆様によって運営されていて アマチュア無線従事者の資格と アマチュア無線局の開局免許が必要となります。
今回も アマチュア無線位置情報システムAPRSネットワークを しっかり使わせていただきまして、多くのアマチュア無線家に お世話になり 感謝です。

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■登山メモ ヤマメモ

ヤマレコのヤマメモで 登山中の 現在地を公開しています。

http://www.yamareco.com/modules/yamamemo/userinfo.php?uid=42886

これはドコモ携帯の電波が届く範囲内です。
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■登山届はコンパス

電子登山届「コンパス」を利用して 登山届を提出しています
http://www.mt-compass.com/index.php

compass コンパスとは、公益社団法人日本山岳ガイド協会とインフカム株式会社(以下「運営者」という)が運営し、株式会社クルーズ・コミュニケーションズが代理店業務を行う情報ネットワークの総称です。

compassでは多くの自治体・警察と協定を締結しています。

静岡県 滋賀県警察 長野県 京都府警察 群馬県警察 北海道警察
鳥取県警察 新潟県 山梨県/山梨県警察 静岡県警察 神奈川県警察
岐阜県 長野県警察

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APRS(アマチュア無線の位置情報システム)使ってみて一年経過

APRS まだまだ習熟中で わからないことばかりだが とりいそぎ 一年経過の報告として まとめてみた。

現在地は自分が知っているだけでいいというのもいいが
なぜ 現在地を公開するのかという基本的なところから。

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現在地を自分だけが知る
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 登山者が 山中で ふつう おこなうのは 現在地を自分だけが 知るということ。

それには 登山の基礎技術として 地図 磁石を使った 読図 地形判断 ルート保持 の技量をしっかり 磨いておくことが まず大前提。

山中で自分の居場所 現在地を 常に 着実に把握し 地図 磁石で読図 地形判断し 位置を確定する。

ときには 補助的に 地図機能のついたGPSなど 使うのもいい。

遭難パーティーなどで よくあることだが パーティーが ちりじりバラバラに空中分解していく過程があったとしても 最終的にパーティーのメンバーが 各自 自分自身で 自分の現在位置がわからなくてはいけない。

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自分の居場所を 限定公開
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自分の現在位置がわかったとして 現在地を 誰かに 伝えるか どうか?

もし 広く 一般に公開するのは プライバシーの面で抵抗を感じるかもしれない。

緊急時でない 平常時 とりあへず ほかのメンバーに  限られた 知り合いや 友人に こっそり 口コミはじめ メールや SNSなど使って 他人が 知ることができるようにする。

機能制約したうえで 山の中で 登山中に限りという 制限をつけて現在地を限定公開するケースだ。

ただ 限られた情報公開では うっかり見落とされてしまいがちだ。

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なぜ 一般公開する必要があるのか?
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航空機の場合を見てみる。

空を飛ぶ 航空機の現在位置を公開することは 他の航空機との衝突を避けるなど 空の安全には大切なことだ。

ASR ARSRとSSR ATCトランスポンダ

空港周辺(ASR とSSR) や 航空路を監視する高い山にある エンルート用のレーダー(ARSRとSSR)で 高速で 飛んでいる航空機の 刻々と変わる位置をレーダー上で捕捉。

空の交通整理のために 航空管制官は 航空機を把握し識別するために ため ATCトランスポンダ(民間航空用)スクォーク (SQUAWK)をつかっている。

SQUAWKは 民間航空機に 4桁の識別数字(8進法4桁 0-7)を与えて 航空管制のレーダー上に 民間航空機を4桁の数字(0-7)で表示する。

また 航空機衝突防止装置 や 空中衝突防止装置 TCAS Traffic alert and Collision Avoidance Systemでの ADS-B transponderを使ったFlightradar24などが公開されている。(ただし 古い型の機種は見れない)

昨今では 民間ベースの以下のウェブサイトで 刻々と 飛んでいる航空機の動きがわかるるようになっている。なぜこうしたサイトが出てくるのか?

Flightradar24
https://www.flightradar24.com/33.67,137.34/7

FlightAware
http://ja.flightaware.com/live/

地上でも わかるが スマホなど 機上でも 他機の動きがわかるのだが 一般乗客には機内では 電子機器に使用制限がある。

2014年 インド洋上で行方不明になったマレーシア航空機の捜索では GPS位置通報情報などあったものの 結局 詳細がわからず いまだ行方不明だ。

とかく 航空機の場合 航空管制上 をはじめ 万が一の航空機事故を考えると 地上側で 航空機の 現在位置をリアルタイムに 把握し それを一般公開していくことは たいへん意味のあることなのだ。


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「すすめしらせ」 南極観測船「しらせ」2016年
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船舶にも 日本国内には 船舶自動識別装置AISがあり 東京湾 伊勢湾 瀬戸内海など 海上交通センターなど配置された 混雑する海域などで有効に機能している。

 遠く 南氷洋は AISの守備範囲ではないが リアルタイムに現在地を しらせること 現在地を公開することに意義がある場合として南極観測船「しらせ」の「すすめしらせ」がある。

http://www.nipr.ac.jp/jare/shirase/

このウェブサイトでは 南極観測船「しらせ」 日本から南極までの 長い航海中 現在地を 知らせている。

しらせの 現在地をしらせることには いろいろな役割がある。

2016年の南極観測船「しらせ」は 無事昭和基地に着岸 できたが、昭和基地からの帰途、急遽 アフリカ 喜望峰沖にいったり 再び 南極に戻って 座礁したオーストリア隊の救援活動を行って 別の基地に 豪州隊員を無事 おくりとどけたりしたりした。

過去には 厚い氷に阻まれ 昭和基地に 到達できなかったことなど よくあることで、帰途 座礁し 動けなくなったり 船体を損傷したこともあった。

南極など 極地では いったい何が 起こるかわからないほどの 過酷な試練が いつも待ち構えているのである。

日本国内では 心配している留守家族もいるだろうし 国内にいる 様々な関係者とか 南極にいる昭和基地の越冬隊など 越冬隊の生命線である「しらせ」の動きは 気が気でないだろう。

また 他国の観測隊にも 「しらせ」現在地を ひろく知らせるのも 大事なことなのだろう。

2016年4月九州地方で 大きな地震があり 大規模な 山腹崩壊で 不幸にも 多数のかたが行方不明になった。

日本国内の 高山 低山ともに 極地でもなくても 想定外の危険要因は たくさんひそんでいる。

自然を相手にすれば 思いもよらぬ 想定外の危険な目にあう可能性も出てくるかもしれず つねに 現在地を広く公開する 必要性は十分にある。


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山中で自分の居場所 現在地を リアルタイムに 広く一般公開する
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山中で自分の居場所 現在地をリアルタイムに 公開しておくことは 山岳遭難対策の面で 大切なこと。

が同時に 広く一般公開するとしたら、まず 気になるのは プライバシー 個人情報の面での懸念が気になる。

個人情報保護の面で 山の中で 登山中に限り いろいろな制限をつけて現在地を公開するにはどうしたらいいか?

グーグルストリートビューでも個人情報に気をつけて運用されている。

具体的には 登山者の 現在地を 駅から バス停から 登山口からとか 登山口 バス停 駅までとかにして 自宅など 駐車場などの場所は 非公開にする。

もし 夜間の幕営場所を非公開にしたいなら その付近手前でとめて GPS精度を荒くするなどの対策をしておく。

現在位置については 気をつけて 運用すれば プライバシーや セキュリティーの面での問題をクリアーできるだろう。 

山中で自分の居場所 現在地を リアルタイムに 広く一般公開したら 山中での道迷い 行方不明 万が一の不慮の 遭難にも 的確に 対応できることになる。

現今 スマホ 無線機器など 手軽に手に入れられる機器を活用し リアルタイムに 現在位置を 公開する方式として いろいろな やり方が 考えられる。

現在位置を 公開するいくつもの方式が あるなかで これは 山中でも 広く 使えて いいのではと と強く思う のは アマチュア無線のシステム をつかったAPRS(Automatic Packet Reporting System)だ。

APRS(アマチュア無線の位置情報システム)2015年6月から使いはじめた。

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【APRS 山岳運用に使える】
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2015年6月からアマチュア無線の位置情報システムAPRS(Automatic Packet Reporting System)を 山岳地帯で 本格的に 使っている。

使用して 一年経過して 感じたことは

 アマチュア無線144MHz帯、431MHz帯、の電波伝搬特性は 小出力のハンディ機でも 極めて良好だということ。

携帯電話の電波が届かない圏外エリアの多い山岳地域でもリアルタイムに 位置情報を送信できるのは アマチュア無線ならではの強みだ。

 ふかい山岳地帯でも APRS運用ができ 確かに APRSが リアルタイムに 位置情報公開して 有効に機能しているのを この一年実感してきた。

APRSは デジピータ、I-GATE中継局、コアサーバなど 多くのアマ無線家、先輩方の皆様の ご尽力・ご支援のもとで 維持運営されている位置情報システム。

 毎回運用には アマ無線家の ネットワークを しっかり使わせていただき、たいへん お世話になり みなさまに深く感謝する次第。ありがとうございました。


http://ja.aprs.fi/

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【APRS準備編 開局まで】
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APRS (Automatic Packet Reporting System)

2015年3月14日の「道迷い」シンポジウム で 山岳遭難対策にも有効と 話題にあがった APRS (Automatic Packet Reporting System)。

前々から これは 興味深いと 思っていたので 早速やってみることにしたが、 アマ無線の無線従事者資格やアマ無線局開局申請など 手続き的に いろいろな段階があって 一つ 一つ 越えていく必要があった。

開局まで 二つ手続きが必要。

■「従免」 アマ無線の 無線従事者免許 (試験 または 講習)
■「局免」 アマ無線局 開局の 総務省からの 無線局免許状 (電子申請)

二つをクリアーし やっと APRSを使える 段階になった。2015年6月。

APRS(Automatic Packet Reporting System)は アマチュア無線の位置情報通報システムで 携帯電話の電波が届かないような地域でも運用できて 、リアルタイムに 位置情報を送信。

 APRSは 多くのアマ無線家、先輩方の皆様の ご尽力・ご支援のもとで 維持運営されている位置情報システムなので、あくまで アマ無線のマナーやルールを 遵守し 他に 迷惑をかけない運用を 心がけることが求められている。

いま 二つのやり方でAPRSを使っている。

JJ5MDM-7 アマ無線の電波を使う
JJ5MDM-5 携帯電話網を使う

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JJ5MDM-7 アマ無線の電波を使う
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人力移動のときには コールサインJJ5MDMに「-7」がつく。


「 JJ5MDM-7 」
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=3600&tail=3600


JJ5MDM-7は山中でアマ無線の電波を使って位置情報を公開するとき。

使用機器 八重洲  FT2D
     ケンウッド TH-D72

 アマ無線初心者には どちらも 高性能すぎて とても十分 使いこなせていない段階。

高い山の上では かなり遠方からでも 電波の伝搬が可能で とてつもなく可能性があります。

初心者なりに 使用上の いくつかの 気をつけるポイントは

■APRSは ハムの皆様のおかげで運用でき、アマ無線のマナー、ルールを遵守。

■自分でいくら発信しても デジピーター局 アイゲート局に うまく 電波を拾ってもらわないといけない

■地形的な見通しで うまく 電波が通るところと そうでないところ つかんでおく

■ハンディー機で5W送信すると 電池消耗が激しい。

■強力な電波が飛び交っていると ハンディー機では微力。


2016年5月1日 JJ5MDM-7

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JJ5MDM-5 携帯電話網を使う
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ハンディー機の出力が微弱なので APRSdoroidを使用して 携帯電話の電波でネット接続 APRSをする場合 コールサインに「-5」がついて 「JJ5MDM-5」となる。

「 JJ5MDM-5 」
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=3600&tail=3600


本来 アマ無線の電波を使うのが 本筋なのかもしれないが、アプリ自体 アマ無線のきちんとした コールサイン パスコードをもっていないと インストールできないようになっていて アマ無線家の皆様によって運営されているシステム。

谷間など電波が通りにくいところ デジピーター局 アイゲート局に うまく 電波を拾ってもらわないところ 強力電波の多いところ ではスマホアプリ「APRSdoroid」を使うと使用範囲が広がる。

携帯電話網を使うJJ5MDM-5 いろいろ 試行錯誤の末、

 2016年5月現在 JJ5MDM-5の APRSdoroidで使っている機器の構成は以下のとおり。

スマホ タブレット どちらもSIMなしで 使用し モバイルルーター通じて ネット接続。

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■SONYタブレット(WiFiモデル)Xperia(TM) Z3 Tablet Compact

■シャープ AQUOS PHONE ZETA SH-01F

この 二つは 防水型なので 天候気にしなくてもいい。

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APRSdoroidと 山旅ロガーを同時に動かしていると
時に フリーズしたりする こともあり
APRSdoroidと山旅ロガーとは分けている。

どちらも 「APRSdoroid」と 「地図ロイド」を 連続10時間以上 立ち上げつづけて 電池残量70パーセント以上 と電池のもちに満足。

ただし 省電運用のため 不要アプリなど だいぶアンインストール。

どちらのGPSも高性能で満足できるレベル。

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ネット接続は モバイルルーター使用

圏外の多い山中で スマホでテザリングすればスマホ本体のバッテリーが 急速に電源を消耗する。

モバイルルーターを使うほうが 電池消耗の面では いつも安心していられる。


■NEC Aterm MR03LN

格安SIM(データ通信専用OCN モバイル ONE マイクロSIM)をいれてドコモ携帯基地局とドコモ3G LTEの回線で通信
データは軽いので 格安SIM 月額900円(税込972円)コースで十分
私の通う山域では ドコモが 一番 通じやすい

こちらは10時間連続使用で電池残量15パーセント。
念のため 大容量モバイルバッテリー持参
数回以上 継ぎ足し充電可能。

これは 防水機能なし だが ザックの中に入れておけばいいので 問題なし


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JJ5MDM-5なかなかの実力で


乗り鉄で 新幹線のスピードでもOK


首都圏までの 新名神 新東名の高速道路でも シガーライターなど使わなくても 本体電池だけでOK


瀬戸内海 船上でも さまざまに使えます。


2016年5月1日 JJ5MDM-5

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「当てのない捜索は 東京ドームで10円玉を探すに等しい」

『すぐそこにある遭難事故 奥多摩山岳救助隊員からの警鐘』

金 邦夫 著 2015年5月21日初版 東京新聞

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山中での 万が一の場合にも
現在地を公開することによって 
いろいろな メリットがひろがってくる。


APRSだけ動かしていても 行き先がわからない。

さらに念のため
あらかじめ 電子登山計画書 電子登山届提出システムである「Compass コンパス」を 使用して届を出しておくことも大事。

http://www.mt-compass.com/index.php

さらに最終的には 電波で遭難者の位置を補足するヒトココ ヤマモリなど
同時に持参しておけば 安全対策の上で かなり 強力な武器になる。

http://www.authjapan.com/


本来 APRSは単なる位置情報システムというだけではなく メッセージのやり取りなどができ コミュニケーションツールとして有効なのである。さらにAPRSの機器の運用に習熟し 登山者への活用方法を研究していきたいと思っています。

20160409-234206.jpg

「 JJ5MDM-5 」  携帯電話網ネット接続環境からスマホアプリ「APRSdroid」使用


2016年4月 スマホアプリ「APRSdroid」使用の APRSで 「乗り鉄」ざんまいして APRSの実力のほどを しっかり確認することができました。

時速200-285kmの超高速で突っ走る新幹線車両。

その車内で 使ったのは ふつうの8インチタブレットとWiFiルーター。

機器のスイッチをオンして スマホアプリを動作させ 窓際に 置いただけで、
しっかりGPS衛星を捕捉して 現在位置をリアルタイムにグーグルマップ上に伝達して 一般公開できました。

超高速移動中の 長大トンネルの連続でも すぐ自動復帰 きわめて 有効なシステムであることを 実証することができました。


電源コンセントがあるので 助かります。


東京駅でぜひとも 見ておかなければならないのは これ
愛媛県 ご出身の 十河信二 元総裁の 記念碑 「一花開天下春」


東京から 2時間半。こちらは 通路側 にも 各席コンセントあり。 

アマ無線 ハンディー機で
アマチュア無線電波 使用の「 JJ5MDM-7 」も 
このところ 山行のたびに 大活躍してくれています。

APRSは 登山者の山中での現在位置や 地上側で 常時 パソコン・スマホのグーグルマップ上にて閲覧でき、山岳遭難対策には きわめて 有効なシステムです。

また 乗り物で移動中でも 現在位置 経路などを 自分自身や ほかの人が 知ることができます。

ただしアマチュア無線家の皆様によって運営されていて アマチュア無線従事者の資格と アマチュア無線局の開局免許が必要となります。


こうしたアマチュア無線位置情報システムAPRSは、多くのアマチュア無線家の皆様のネットワークで運用されており、いつも しっかり使わせていただきまして お世話になり 感謝いたします。ありがとうございました。

http://ja.aprs.fi/

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