遭難の最近のブログ記事


山岳救難の専門家でも 「自分ごと」となる山岳遭難。

■徳島県の ご出身の 登山家 北島英明さん 小赤石岳で遭難。

■北島英明さんは 東京都岳連の救助隊長、日山協遭難対策委員、をへて 一般社団法人日本山岳救助隊、NPO法人「山番人」などを立ち上げるなど山岳遭難対策の専門家として 山岳レスキュー活動で 大いに ご活躍されていたのですが。。。

今般 思わぬことで とても残念な結果になりました。

■生前 ある会で 北島さんと お会いした時、北島さんは いずれ故郷に帰る予定ありとか おっしゃっていましたが、まさか こんな形で徳島に帰るとは 全く 驚きでした。

心から ご冥福を お祈りいたします。合掌。

■山岳救難の専門家でも 「自分ごと」となる山岳遭難。

山岳遭難は 専門家でも ベテランでも 初心者でも 全く他人事ではなく 明日は我が身になるのかと 山の 恐ろしさを感じて、改めて気を引き締めて 安全登山をと 自戒するばかりです。

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■著書 北島英明著『山岳遭難は自分ごと 「まさか」のためのセルフレスキュー講座 』ヤマケイ新書

■日本勤労者山岳連盟 機関紙『登山時報』2020年6月から連載「無くしたい行方不明・死亡事故シリーズ」「よもやま話」

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平成16年(2004年)5月2日 徳島県美馬郡つるぎ町 山中にて撮影 (1993年の遭難者の残置ザック)


獣道のルートをたどって 登っていると なにやら 不思議な 残置物。

これは なんだろう。


2004年5月2日 山日記から
「稜線までの途中 残置された サブザック3個を発見。
風化しているが 中に荷物が しっかり入っている。紛失か、遭難者か、少し不気味な感じがする。写真を撮り そのままにして そっと立ち去る。」

http://shumiyama.web.fc2.com/2004/20040502-kurokasa-yahazu.html

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あとで 調べると

ザックが3人分 残置されているのは 平成5年(1993年) 8月25,26日 道迷い遭難者3人 がヘリコプターで救出されたとき のものと 判明。

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「平成5年(1993年) 8月25日午後四時ごろ、徳島市内のアマチュア無線家から通報-----
徳島県警のヘリ「しらさぎ」が現場に急行して捜索に当たり------
2人を救助したが、一人は霧のため救助できなかった。-----
26日午前7時半から「しらさぎ」を出動させて救助に当たる。」

平成5年(1993年) 8月26日 徳島新聞記事より引用

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いまなら 携帯電話が一般的に普及しているが、当時は アマチュア無線。
でも 確実に 連絡がとれて 救助にいたるなど やはり 無線機の威力はすごい。

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次週 平成16年(2004年)5月8日 同じコースを辿ったとき 残置ザックをチラリとみたが、それ以降 この付近 何度も通っていても わざわざ ヤブかき分けてまで 立ち寄ったこともないまま 経年。

山中では 飯場跡 ワイヤー 滑車 など 昔の林業関係の残置物をよくみかけるのと同様 残置物には とくに 気をかけなくなってしまっいて、ことし 2020年で 発見した記憶自体も 忘れかけていた。

1993年遭難救出時点から すでに27年の星霜をへて 現地では さらに 風化が進んでいるだろう。 (2020年5月31日 記)

道迷い 遭難防止のため 安全な道迷い体験 のすすめ。

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計画準備段階から 道迷いが はじまっている。
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山岳遭難のなかで 一番多いのは 道迷い遭難。

道迷い遭難の潜在的要因になるのは 目的の山・コースの選択・山行計画が自分の体調・体力・技量・実力に 見合っいて 適正なのかどうか。服装・装備携行品・食料・水などの 選択が 適切か などである。

実力不相応の無理な計画や 準備・装備携行品が不十分のままで 山に 向かった場合 「道迷い」遭難にいたる可能性が高まる。

計画準備が適切でないと 本番で道迷いにいたる 背景的な 下ごしらえが すでに できあがっているのだ。

その背景的要因の もとで 実際の山で 道迷い遭難の直接原因になるのは コース不慣れ、コンパス・読図力不足、地形判断能力不足、体力技量不足など、登山に必要な基礎的能力の不足などだ。

道迷いに なったときの 状況が どうだったのか、さらに もうすこし 詳しく 分析してみる。

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道迷いでは いかに 冷静に対応できるか
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そもそも 道迷いは 初心者は もちろん ベテランでも 誰でも ときには おきるもの。

もし 道に迷ってしまった場合 いかに はやく気づき 沈着冷静に すばやく対応できるか どうかが 重大なポイント。

経験豊富な熟練者は あやしいな おかしいなと すぐ気づくので 正規コースへの 復帰もはやい。

熟練者は 低視程 ホワイトアウトなど どんな悪条件のもとでも つねに冷静に 読図力 地形判断力など駆使して ほとんど問題なく 素早く もとのコースに復帰できる。

一方 初心者など 未熟練な登山者は 山中で 道迷いに なれば とかく 頭はパニックになって 見えるもの が 見えない 精神状態に陥る 可能性が高い。

心臓がパクパク 動悸は はやく いきがあがり 頭のなかは 真っ白。

地図 磁石 GPS など 携行していても 気が動転していて うまく活用できず、自分の 通ってきた方向なども まったく わからない。

気持ちは焦るものの、焦れば 焦るほど 視野が狭くなって、周りの状況も 的確に把握できない。

まず 気持ちを 落ち着かせる と より多くのことが 見えきて、 地図磁石 GPSなど いろいろな対応も できるようになるのだが。。。

気が動転したままだと、パニックで 山中を 動き回って 深みに入り 転落・滑落してしまうことつながる。

転落・滑落事故になったケースでも 詳細に分析すると、「道迷い」が遠因になっている場合も考えられ、実際の 道迷い遭難の割合は表面的な数字以上に 大きい。

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気がつかない で いきなり パニック
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道迷いパニックにいたる まえに 道迷いに いかに早く 気づくかが重要で、道に迷っていること自体に 登山者自身 全く 気がつかないのが 一番 危い。

自分は つねに正しい道を進行していると 固く信じて疑わず 確かめもせず 間違えたまま 進行して ついには 崖などで 行き止まって はじめて 道迷い に気づき パニックに陥る。

地図で現在地を たしかめる習慣や コンパスで進行方向を確かめながら 進めば すこしでも おかしいなと 感じること ができるし、昨今は GPSスマホなどで 現在地判定が わかりやすくなっている。

行動中は つねに 現在地 進行方向を 注意する習慣をもち、チョット怪しい なんか変だなと いち はやく道迷い に気づけば、直ちに 修正できる。

が、全く きがつかず とことん深みに入り 突然 道が 崖地などで 行き止まりになると パニックになってしまい いま 通ってきた コースや方向も わからなくなる。

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小豆島 土庄町「迷路のまち」
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香川県 小豆島 土庄町「迷路のまち」。

わざわざ みちまよい しやすい ように 不規則で こみいった 路地が はりめぐわされていて 看板 標識が あまりないので 入り口も出口もわからず、どっちに行くのかわからない 全く 見当もつかず 複雑な 見通しのきかない 狭い路地。

一度入ったら 見通しが きかず、 方向も不明、複雑に曲がり 不規則な分岐を 何度も 行き来しながら なんとか やっと抜け出すことのできる 狭い 街路。

本当に 迷いやすい。

地図 磁石 スマホ GPSなど携行していても できれば 利用せず 他人に 道を聞くことなく徹底的に迷いの体験を実際にしてみて「道迷いパニック」の疑似体験を 何度も経験しておくのは 山での道迷い予行演習として、とても良い精神鍛錬になるかもしれない。

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尾道 大林宣彦監督
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道に 迷って 迷うことで 新たな発見が あるかもしれないという 尾道の街。

映画監督 大林宣彦さん(1938-2020)は ふるさと尾道を 舞台にした映画作品を たくさん 撮っている。

大林さんは 尾道の魅力を紹介する 地元 尾道の観光ガイドパンフレット のなかで尾道のまちを 迷って 迷子になって 歩いてみて くださいと尾道の 道迷い歩きを すすめていた。

迷いながら 歩いてみると 尾道のまちの魅力を 新たにみつけることができて、チョット見た だけでは 気がつきにくい 隠れた まちの魅力に遭遇する チャンスが 尾道には たくさん あふれている という。

この 迷って 迷って 迷い込んでみると また新たな 発見が あるという発想。

簡単そうだが 迷っても パニックにならないよう まずは つねに 心が落ち着いて 視野が広くないと あたらしい 街の魅力に であうことなど できない。

迷うこと自体を 楽しむには やはり 冷静な心と 精神的安定が必須なのだ。

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道迷いパニックを防ぐ 心の安定
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道迷いパニックを防ぐには、まず 心を 落着かせ 精神的に安定させることができるかだ。

精神的安定のため 座学・座禅もいいが 、あらかじめ練習の場で 道迷いを 実体験することは 確かに有効な手法だ。

安全なところで 道に迷う 経験をたくさん積むこと。道迷いで 本当に困った経験。道迷い 修羅場の 経験を数多く 踏むこと。

ただし 実際の 山中で 道迷いを 行うのは どんなに安全対策していても 想定外のことも おきるかもしれないので 大変 危険。

安全を考えれば できれば 予め より 安全な「街」のなかで 迷いの体験を 積みかさねていけば、道迷い の耐性が 多少なりとも 向上する。

動悸が はやくなり 気が焦って 冷静さを失う 経験をすると つぎには 迷って どうしたらいいか つねに 冷静さ を保てるコツが わかってくる。

あせって いると 見えないが 精神的に 心が安定していると いろいろな ものが しっかり見えてきて冷静な判断ができるようになり
数多くの経験を積めば 少々のことでは びくともしない精神的な安定をつねに保てて 腹がすわってくる。


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道迷い体験は 高山・低山・里山は危険 夜間も危険
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有効な 道迷い体験は できれば 安全な山で とおもっていても 高い山は もとより 危険。

たとえ 里山・低山でも 道が入り組んでいて 案外 難しいものだ。

また 夜間の 山中での道迷いは 難易度が さらに高くなり 大変危険。

街路灯のない街では 夜間は 迷いやすいうえに みえない水路への転落 交通事故 防犯の問題など 危険性が グッと高くなり、できれば まずは陽のあるうちに 安全な 道迷い体験したい。

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道迷い 体験に適した 「迷路のまち」
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京都のまちは 碁盤目状の規則正しい街路があり、賀茂川が南北にながれていて、迷うときは 冷静に 周りをみわたしたら 三方に 山あり南だけが 開けていて 方向感覚がとても つかみやすい。

安全な 「道迷い体験」は土地勘がある場所ではなく できれば 土地勘のない しらない複雑な街のほうがいい。

方向感覚 地理感覚 土地勘など まったく ない しらないところで スマホ 地図なし 看板標識を まったく 見ないで 複雑な街路のまちを 歩いてみて 意図的に 道に迷うようにするのが効果的だ。

練習のための迷路の歩きの 条件に 適しているのは小豆島土庄町のような 「迷路のまち」 のような複雑な路地のところ。

まよいやすい 迷路のようなところで 迷いの体験を 安全にしておくことで 地図 磁石を 見ずに 人にも聞かず自力でもと来たところに無事帰着できるよう 迷路の街で訓練を積んでみる。

このようなところで まず迷ってみて はやく冷静になれるよう、はやく 道迷いに 気付けるよう、迷う前の もとに戻れるような安定した精神状態になるような 練習 を何度も 積み重ねていけば 間違いなく 山中での道迷い 本番の場面でも訓練の成果は生きてパニックにならず すこしでも 冷静さを 保てるように なるのでは ないだろうか。

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震度6や震度7の震度体験のように
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防災展示場などの震度体験車で 震度6や震度7の震度体験を あらかじめ経験しておくと いざ本番の大地震のときに 役に立つという。

同様に 道迷い パニック防止の為の「安全な 道迷い体験」は きっと いざ 道迷い というときに 役に立つと思う。

間際に迫った 2018年の大型連休。

この時期、標高の高い山は 気温も大きく変動し 冬の続きの山でもあるし、春のさなかの山にもなる、微妙な時期だけに 例年 山岳遭難も多発している。

そのなかでも 特に思い出すのは 62名もの遭難死者がでた53年前の1965年GW連休。

昭和40年 1965年4月29-5月5日

この年のGWは 低気圧通過で荒天、暴風雪。全国で山岳遭難が相次ぎ 死亡62名、重傷12名、軽傷29名、行方不明1名。

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このときの貴重な映像が公開されている。
[昭和40年5月] 中日ニュース No.591 1「無暴登山 死者62名を記録」
http://www.chunichieigasha.co.jp/?p=9975
中日映画社


https://youtu.be/6XUPUIPkS1A

株式会社 中日映画社
〒105-0004 東京都港区新橋6-11-8 福森ビル3F
TEL:03-6459-0943(代)FAX:03-6459-0953
http://www.chunichieigasha.co.jp/

中日映画社のWEBサイトには
大きな遭難事故の貴重な映像が公開されている。
1959年 昭和34年10月北ア・八ヶ岳死者十数名
1962年 昭和37年11月連休・中部山岳死者19名
1963年 昭和38年薬師岳13人遭難
1967年 昭和42年正月谷川岳・剱岳など 死者・行方不明52名
1969年 昭和44年正月剱岳大量遭難 遺体6・絶望9・行方不明3名
1972年 昭和47年富士山大量遭難18人死亡・行方不明6名

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ところで 昨2017年春の大型連休期間中(4月29日(土)~5月7日(日)の9日間)の山岳遭難は

平成29年4月29日~5月7日
発生件数167件 遭難者数 190人 死者27人 行方不明者2人 負傷者84人
であった。
https://www.npa.go.jp/safetylife/chiiki/290512GWsanngaku.pdf

53年前の1965年山岳遭難者は若いかたばかり、今は中高年主体。

服装、装備、気象予報精度、交通手段、連絡手段、レスキュー体制も格段に よくなって 隔世の感。

ただ 高山の危険性自体は 今も昔も 変わっていない。

2018年の連休 くれぐれも 安全登山に心がけたいものだ。

「剣山登山道ナビシステム」徳島県スマホアプリ 平成30年3月26日から運用開始

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徳島県は山岳遭難対策で 剣山周辺スマホアプリ「剣山登山道ナビシステム」を運用開始。(2018年3月26日より) by (株)ファルコン

【前提 要注意】

スマホGPSを有効にした状態で
山中では 通信状態が圏外となる場合があるので すべての機能が常時使えるとは限らないので 要注意。

地図など 事前 ダウンロードを推奨。

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■アプリをダウンロード
■地図上 現在地 登山道を表示
■「コンパス」と連動 登山届提出
■天気予報 登山マナー
■緊急 SOSなど発信できる


https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kurashi/shizen/5013768/

■問い合わせ

徳島県西部総合県民局 西部総合県民局保健福祉環境部<美馬> 環境担当
電話番号:0883-53-2060
FAX番号:0883-53-2082
メールアドレス:seibu_hfk_mm@pref.tokushima.jp

富士山御殿場口で押し寄せる登山者を把握。IoTを活用した実証実験。

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御殿場口で押し寄せる富士登山者を把握。IoTを活用した実証実験

夏期大勢の登山者でにぎわう富士山。

富士山の御殿場口では
押し寄せる富士登山者を把握しようとして
IoTを活用した実証実験が行われている。

御殿場口登下山道ならびに御殿場口のハイキングコースに、
通過した人数をカウントできるIoTセンサーを合計で5か所設置。

IoTセンサーは定期的に通信を行い、通過した人数をウェブ上で確認。

「富士山登山状況見える化プロジェクト」
http://fuji.kddi.com/ (2017年9月10日まで期間限定)

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LoRaを使って小さな出力、低い電力消費をめざしている。

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KDDIのプレスリリース
http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2017/08/10/2630.html


山梨県警の場合

携帯電話が使える 通話エリアで遭難し 

山中で スマートホン(GPS機能付)から110番する場合
遭難時位置情報メール送信システムが使える場合がある。(山梨県警)

http://www.pref.yamanashi.jp/police/p_tiiki/sangaku/sangakusonanshitabaai.html

山梨県警では2016年このシステムでえられた位置情報を元にして救助した事例もある。(櫛形山2016年7月)

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愛媛県警でも同じようなシステムがあるが、
チェック項目が少し違う。5点。

遭難時位置情報メール送信システム(110番メール)
http://www.police.pref.ehime.jp/mobile/s/sangaku/sangaku.html

愛媛県警

「次の各項目を確認の上、チェックボックスを押して、下のボタンを押してください。

①必ず、先に110番通報を行ってから、案内にしたがって利用してください。
②木などに覆われていない空が見える場所で使用してください。
(正確にGPSの捕捉が出来ない事があるためです。)
③あらかじめ、GPS機能又は位置情報サービス機能をオンにしてください。
④メモがあれば、手元に用意してください。
⑤携帯電話の機種、設定によっては、正常に作動しない場合があります。

上記5点を確認しました。 」 愛媛県警


いずれの場合も 携帯通話エリアだけで機能する。

山岳地帯では 圏外エリアのほうが多い。

携帯電話の圏外エリアでは 使えないので  やはり 山中では 慎重な行動をとって 安全登山にこころがけたいものだ。

富士山チャレンジ2017

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■富士山チャレンジ 2017

夏、大勢の人で賑わう 富士山。
万が一でも 2014年の御嶽のような事になれば 大惨事になる。
8月19日~9月1日までの期間限定で、登山者を守る 防災・減災の民間プロジェクトが行われている。

■ 登山者にビーコンを持参してもらい

登山道途中にとりつけた受信機でリアルタイムでチェックしていく
えられたデータは送信されクラウド サーバ上で処理してリアルタイムで閲覧できるプロジェクト。

夏の富士山は 一般道登山道に沿って山頂まで携帯電話高速回線が整備されているほか、小屋付近WiFiなど通信環境が良好に整備されているので、ほかの山岳地帯によくある「電波圏外」なし。

夏に押し寄せる大勢の登山者は20万人。

わずか14日 たかだか600個では 

まだ まだ これからの段階だが
さらに進化して 防災に役立つよう期待する次第だ。

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ビーコン 小さい


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■富士山チャレンジ 2017 概要

実施期間 : 2017 年 8 月 19 日~ 9 月 1 日 (14 日間)
ビーコン配布場所 : (静岡県側)富士宮口、御殿場口、須走口 (山梨県側)吉田口登山道計 4 ルートの 5 合目

モニター協力数: 3,000 名(約 200 名/日)

使用ビーコン数: 600 個

レシーバー設置数: 45 基(27 ヶ所)

ホームページ:
http://www1.to/fujisanchallenge
※実施期間中のみ閲覧可能

富士山チャレンジ 2017 Facebook:
https://www.facebook.com/fujisanchallenge/


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■プロジェクトには建設・通信などの企業や団体が30社参加

参加民間会社のなかで注目は

■日本工営株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーション室

安心・安全な富士登山を目指し、ICT を活用した登山者の動態データ把握の実証実験により登山者や自治体に有益な情報を提供

■イノテック株式会社 アドバンストプロダクツ本部

ビーコン発信機(防塵防水省電力型)、評価向け受信機を提供

■アクロクエストテクノロジー株式会社

ビーコンから発信されるデータを解析・集計し、登山者の位置状況をリアルタイムに可視化するサービスをTorrentio を利用して提供。

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マスメディアでもとりあげられ 放送された。

「 防災減災 火山 おはよう日本 関東甲信越

"位置把握" で富士登山を安全に」

山梨 2017年8月9日

http://www.nhk.or.jp/shutoken/miraima/articles/00858.html

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瑞牆山 TREK TRACK

瑞牆山 TREK TRACK

登山者の位置情報検知システムはいろいろなものが開発・試作・運用されているが

瑞牆山で 広告会社博報堂の子会社 株式会社博報堂アイ・スタジオがLoRa 920MHz帯の小電力出力での位置情報システムを2017年8月18日から予約開始。

運用開始といっても とりあへず瑞牆山だけの 一山で Webから予約、郵送で受け取り、ポストへ返却という 無料運用実験。本来一日990円のものを、まずは、無料で底辺を広めていって、次に展開しようとしている。

まずは この動き、990円という値段など、リーズナブルかどうか?この先 どうなることかなどに注目。


TREK TRACK
http://trektrack.jp/


博報堂アイ・スタジオ
http://www.i-studio.co.jp/



「登山者位置検知システム」では 電波の伝播性能がきわめて重要だ。

山中でも伝搬性能の きわめて優秀な150MHz帯の理想的な電波周波数を使うシステムは 現在、富山県立大学や 総務省北陸総合通信局などが 運用実験中。

将来的に「登山者位置検知システム」の本命となるものは やはり伝播性能のよい150MHz帯。

ですが、これについては 下記のように 2017年8月10日付の新聞記事の通りで、あと少しで 実際に運用できる段階まで来ています。


20170810asahi-np
2017年8月10日朝日新聞切り抜き


オーストリアの最高峰グロースグロックナー 、ヘリの事故

https://youtu.be/SBotAIhRid4

オーストリアの最高峰グロースグロックナーGROSSGLOCKNER(3798m)
3454mの山小屋付近でヘリ墜落
高所でのヘリの事故。地上の人もまきこまれず、全員、無事だったのがなによりだ。

山小屋
http://www.erzherzog-johann-huette.at/

Heli Austria,
http://www.heli-austria.at/

ノーマルルート
http://www.bergsteigen.com/hochtour/tirol/glockner-gruppe/grossglockner-normalweg


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