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無雪期

寒峰(1604)マドの天狗(1245)

徳島県三好郡東祖谷山村

ここで紹介している山々は、本州の著名山に比べると、登山道や指導標は未整備です。それは自然が多く残っていて、この山域のいいところなのですが、この山域では、登山者は自己責任での行動が求められます。
コースタイムはご参考程度にしてください。
●二万五千分の一地図 「大歩危」「京上」
●この山域への 交通機関 アクセス
●この山域の地形、地質と気象
剣山山頂の気象(平年値極値)

●今回は 一筆書きの 周回コースにならず 思いがけぬ事で 継ぎ接ぎのコースになってしまいました。
しかし 貴重な教訓を得ることが出来ました。

継ぎ接ぎ 縦走 歩いたコース すべて

トラックログ
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行のの数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものです。(承認番号 平15総使、第387号)」

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★概念図

平成16年6月27日 軽い周回コース 平成16年7月3日 全く思いがけず無念の敗退
想像もできないような 思いがけない 出来事は 起こりうるものです。そうした 事態に出会ったとき、 いかに 冷静に 慎重に 対応するかが 決め手です。
「それにしても その地点 先週 少なくとも 4往復プラス下山 で 9回は念入りに探しながら通っていたのに見逃していた。何度通っても 気が付かなかったとは。やはり 心 ここに あらざれば 視れども 見えず。

気持ちが 縦走に捕らわれていて 落ち着いて 物事を 見ていなかったのだろう。
山歩きも ルートファインディング もすべてそうなのかもしれない。狭い視野でしか見ていないもっと 広い視野で 物事が見られるようにしなくてはと 猛省する。」
平成16年7月10日 幸い落とし物発見 よかった!
 祖谷谷を上から下へ また上へ
上部の方が 日当たりがよいのがよく分かった

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平成16年7月10日 雨 曇り 

小島林道P地点 寒峰登山口 11:46--ふるさと林道日和茶坂瀬線高野工区 経由--縦走路--マドの天狗813:40-1402)--高野 14:53--小島 15:41(団体営農道高野分岐)--佐野--駐車地点17:45

先週無くしたカメラの回収と 周回コースの残りの部分を 回ってみる事にした。

梅雨明け前の雷など、祖谷谷は不安定な天気で、
県道山城東祖谷山線 小島橋から小島方面へ入ると とたん大粒の雨 、しばらく行くと ワイパーが効かないほどの雨、更に 路肩の側溝から泥水が溢れ、それでも佐野方面へ 行くと、路面全体が、滝のように泥水が覆い、溝と路肩 路面の区別が付かなくなる。山側の斜面からは 激しく泥水が 落ちてくる。いつ土石流に遭ってもおかしくないような状況だ。
雷のライトニングが光り。これは いよいよ危ないと 慎重にUターン、引き返し、下のほうの 安全な広場へはいり、雨宿りし、雨の止むのを待つ事にした。

雨が上がり少し してから、再び 車で上へいく。沢からは まだ泥水が流れている。

このため 小島林道の先の寒峰登山口へは 大幅に遅れて着いた。
ふるさと林道日和茶坂瀬線高野工区の工事関係者は すでに 工事再開していたが、広場には工事関係者の車が一杯駐車していた。

林道を行き 山道に入る 先週のトレースを忠実に辿り紛失物が無いか、ゆっくりと 慎重に歩を進めると、あっけなく道端の草むらで カメラが落ちていた。

先週、紛失に気が付いた地点 ヨリ 50M位の所で 全くの草むらでもなく、薄い 登山道の踏み跡の20cm横にあった。折からの 激しい雷雨の降雨があったにもかかわらず、ケース入りだったため 開けて 早速 シャッターを きると 正常動作。「よかった!」

それにしても その地点 先週 少なくとも 4往復プラス下山 で 9回は念入りに探しながら通っていたのに見逃していた。何度通っても 気が付かなかったとは。やはり 心 ここに あらざれば 視れども 見えず。

気持ちが 縦走に捕らわれていて 落ち着いて 物事を 見ていなかったのだろう。
山歩きも ルートファインディング もすべてそうなのかもしれない。狭い視野でしか見ていないもっと 広い視野で 物事が見られるようにしなくてはと 猛省する。

その後の 縦走路は この時期 やや 藪や草が多く、出来るだけ獣道を積極的に利用させてもらう。
イノシシのねぐらの近く、鼻息まで聞こえる、付近も通過し、小祖谷、マドと高野の峠へ出る。

そこからは 踏み跡がしっかりして マドの天狗 山頂三角点にすぐ着いた。

帰途は 高野への道をとる。樹林帯で良く踏まれている。
高野で住宅の 間から 舗装路に降り立ち、 あとは 淡々と 舗装路を歩く。

一端 小島まで下り 佐野 を経て 計 約12km、三時間近くかかって 駐車地点に戻る。
平成16年7月3日 晴れ 

小島駐車地点発 8:12 --炭焼き小屋 地ミツバチ養蜂塾 8:51--林道日和茶坂瀬線佐野工区 尾根取り付き点 9:48-- 寒峰(12:48-13:17)--1556標高点 13:59--四等三角点「坂瀬」(14:31-14:48)--水場へ寄る15:08--林道日和茶坂瀬線高野工区へ降り立つ15:27--縦走路へ入り 二つ目のピークの先で 思わぬ事で敗退する。
帰途は小島林道経由 小島駐車地点へ戻る。

小島-佐野-寒峰-1556-マドの天狗-高野-小島を巡る 周回縦走の予定でしたが思わぬことで敗退となりました。

県道山城東祖谷山線 小島橋から小島方面へはいる。
小島 の 団体営農道「高野」への分岐で駐車 ここから歩く。
佐野過ぎて 小島林道の入り口で 林道日和茶坂瀬線佐野工区へ入り 伐採地跡地から取り付く。(藪多く あまり良くなかった)

西寒峰の南南西尾根は スズタケの笹が多少ある。西寒峰山頂付近は動物のねぐらが沢山ある。
一般登山路にでて 寒峰山頂へ 「23度 2m」
落合峠方面へ少し行って 1556標高点 から西へ縦走する

途中 水場に立ち寄り 給水 暑い。 
林道 日和茶坂瀬線高野工区の林道へ降り立って コンクリート舗装の林道を行き
終点で 樹林帯へ入る 

幅の広い 稜線になって しばらくして カメラ紛失に気が付く。
最後に写真を撮った 所まで記憶をひもといて 何度か戻り 往復して念入りに探すが見つからない。
 草むらに入ってしまったようだった。あきらめる。

しかし この間タイムロス約2時間 縦走する気が失せ 林道へ戻る。

物を無くさないようにするには 荷物を持たないこと。 つまらぬ物を持ちすぎなのかもしれない。反省。
平成16年6月27日 曇り 

小島林道P地点 寒峰登山口 8:21--寒峰(9:40-10:30)--1556標高点 (11:23-11:42)--四等三角点「坂瀬」12:35--駐車地点 13:56

県道山城東祖谷山線 小島橋から小島方面へはいる。小島林道へ入り、佐野の炭焼き小屋 地ミツバチ養蜂塾の前を過ぎて、舗装が一端途切れて、日和茶坂瀬線 佐野工区を分岐し しばらく行くと 舗装がまた復活する。この舗装が途切れるところに広場があり駐車地点となった。(小島林道 キロポスト6.0kmの少し先)
この奥は ふるさと林道日和茶坂瀬線高野工区の工事現場で作業用資材機材の置き場や工事車両があり、進入出来ない。
ここに 寒峰登山口があった。
緩やかに樹林帯を斜めに 沢を横切り 尾根に少し乗って また斜めに横切り登ると 住吉神社からの道と合流
し、寒峰山頂へ。「11.6度 風3m ガス 草木が露を帯び 下半身濡れる。」

縦走路を落合峠方面へいき 1556標高点へ ここから西へ下山。
途中 少し藪があり、尾根を乗り換える 地点もある。
四等三角点 地点名「坂瀬」は測量したての 新しい三角点だ。ここにきてやっとガスから抜け出て 腕山の牧場が北側に見えた。

ふるさと林道日和茶坂瀬線高野工区の工事現場へ降り立つ。

やや不完全燃焼の 半日ショートコースであった。

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★トラックログ

平成16年6月27日 トラックログ 平成16年7月3日 トラックログ
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行のの数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものです。(承認番号 平15総使、第387号)」

カシミール(杉本智彦氏作)Ver 8.21を使用

磁北線が描かれるようになった。
平成16年7月10日 トラックログ

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★ 写真

小島林道 炭焼き小屋 地ミツバチ養蜂塾
登山口付近は工事中で車が一杯駐車している
この奥の ふるさと林道は
工事中のため手前に停める。
寒峰登山口
寒峰山頂 山頂に人影が見える
四等三角点 坂瀬 モノレールがある
ふるさと林道終点 モノレールがある  ふるさと林道 崖崩れ
深い 草むら このあたりに落ちていた あった!
ケースは濡れていたが中は大丈夫だった
稜線上に 風速計がある 幅の広い尾根に 平たいところがある
マドの天狗 山頂 高野の 人家の階段に降りてくる

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★県道山城東祖谷山線からの概念図

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平成16年7月11日第一版

ご注意
この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。
自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。
http://www.lnt.org/

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