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HOME山行記録 >積雪期 >矢筈山(1848)石堂山(1636)白滝山(1526)>平成17年3月26日


積雪期

矢筈山(1848) 石堂山(1636) 白滝山(1526)

徳島県 三好郡東祖谷山村 美馬郡つるぎ町

ここで紹介している山々は、本州の著名山に比べると、登山道や指導標は未整備です。それは自然が多く残っていて、この山域のいいところなのですが、この山域では、登山者は自己責任での慎重な行動が求められます。コースタイムはご参考程度にしてください。
☆ 山行記録の編集方針について  もご覧下さい。
●この山域への 交通機関 アクセス
●この山域の地形、地質と気象
剣山山頂の気象(平年値極値)
●二万五千分の一地図 「阿波中津」「阿波古見」

★概念図

★記録

平成17年3月26日 晴

木地屋 駐車地点 6:14 --片川 鉄橋 渡橋 6:21--縦走路 9:46 -- 矢筈山(11:41-12:35)--- 石堂山 14:01-- 白滝山15:13 --石堂神社 16:12   -- 木地屋駐車地点 17:13

累計歩行距離 14.269km 累計標高差 1553m

木地屋赤松線の木地屋 通行止め手前で 駐車し 出発。
この時期には珍しい 新雪が道路を覆っている
直ぐに 片川を 鉄橋で渡る。

土砂崩壊工事のワイヤー支点用の箇所まで来ると 支点はあるものの 谷を渡る 大きな ワイヤーは外されていた。

積雪は新雪で 高度を上げるに従って 急に増えてくる。

尾根が合流しながら 尾根上のコブをいくつか 越えていくと 更に積雪も増えて 本格的なラッセルになった

積雪は特に標高1500m位からは グンと増える。やがて 左手には 黒笠山が近くなってくる。

やっと 縦走路に出て 祖谷谷を見ると 真っ白だ。
「マイナス1.7度 6-7m 北風」ここで これからのコースを再検討。

ここから 無雪期のように  黒笠山へのピストンも うまくいけばと 考えていたのだが、 ここまでの新雪のラッセル状況と 時間配分 体力消耗度を 勘案すると かなりの時間が かかりそうだし 第一ラッセルで 苦労しそうだ。
無雪期と同様に考えるほど 雪山は 甘くない。 素直に 矢筈山へ向かうことにする。

黒笠山矢筈山の縦走路の稜線は かなりの積雪となっていた。

途中 縦走路の岩峰のところは 積雪状況をみると 捲き道は特に 雪が深いため 稜線を忠実に直登コースを取る。こちらは雪が少ない。

矢筈山頂 「マイナス1.3度 3-4m 北西風 晴れ 少し高い 雲が 出ている。 この時期には珍しい かなりの新雪。 21日のトレースなどすっかり無い。。 剣山 次郎笈  三嶺 天狗塚 などは見える 祖谷の谷も真っ白だ。」

石堂山へ向けて縦走開始 急な雪面を 雪庇に注意しながら 下る。 雪が多い。

雪庇の成長も著しかった。

石堂山山頂 「プラス0.5度 6-7m 西風」

ここからも まだまだ 雪が深かった。

白滝山山頂で 風呂塔林道 から上がってきたという 3人パーティーと出会う。三人はここで 引き返し深淵方面へ下山していった。

石堂神社へ向けての道も 新雪が積もっていた。

駐車地点へ戻ると 雪は大分溶けていた。

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☆コースメモ

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★トラックログ


2005年3月26日 etrex-legend-J GPSトラックログ

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものです(承認番号 平15総使、第387号)」
●二万五千分の一地図 「阿波中津」「阿波古見」


カシミール(杉本智彦氏作)利用

GoogleEarth

Google Maps

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★写真

県道 木地屋赤松線通行止め 片川を渡る 
尾根のラッセル 標高1500m位 
黒笠山が近くなった 黒笠山 後は剣山
黒笠矢筈山縦走路 雪原をラッセル
三嶺 天狗塚 牛の背 縦走路 岩峰
矢筈山 山頂が近づく 山頂直下
矢筈山頂 矢筈山頂
矢筈山山頂 直下 大きな張り出し
矢筈山北側 定点観測地点 矢筈山頂を振り返る
遅くまで雪が残る地点 石堂山南 水場標識
石堂山 山頂 石堂山山頂から 矢筈山
石堂山 山頂東五号標識 お塔石標識
白滝山山頂 雪の中に埋もれた標識が
掘り返されていた。
石堂神社 矢筈山が見える
朝の雪は かなり 溶けていた

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★天気図

平成17年3月26日9時 地上天気図 平成17年3月26日9時 高層天気図 700hPa 850hPa

気象庁 提供

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★定点観測地点

定点観測 積雪量比較

[ 白滝山 ]
[ 石堂山 ] [ 石堂山 山頂東 五号標識 ] [ 石堂山 南 水場標識 ] [ お塔石標識 ]
[ 矢筈山 ] [ サガリハゲ分岐標識 ] [ 矢筈山 北側 稜線 ]
[ 落合峠 ]


平成17年3月26日 第一版

ご注意
この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。

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