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HOME山行記録 >三嶺(1893)>平成17年9月10日


無雪期

三嶺(1893)


徳島県三好郡東祖谷山村
高知県香美郡物部村
ここで紹介している山々は、本州の著名山に比べると、登山道や指導標は未整備です。それは自然が多く残っていて、この山域のいいところなのですが、この山域では、登山者は自己責任での行動が求められます。

コースタイムはご参考程度にしてください。
●この山域への 交通機関 アクセス
●この山域の地形、地質と気象
剣山山頂の気象(平年値極値)

[ 祖谷公衆トイレマップ2005年版 ]

★山域概念図


●二万五千分の一地図 「剣山」 「京上」 「久保沼井」 「北川」
平成17年9月10日  曇り 雨 

【コースタイム】


名頃 駐車地点 9:30 -- 平尾谷登山口 10:05 --- 三嶺林道終点 登山口 10:50--- ダケモミの丘 11:14 --三嶺ヒュッテ 12:11---三嶺山頂 (12:22-12:45) --三嶺ヒュッテ (12:58-13:10) ---菅生 下山道分岐 13:13 ---林業用作業小屋跡 14:20 --モノレール終点 14:38 --- 菅生 いやしの温泉郷 ( 青少年旅行村 ) 15:18 ---菅生小学校 15:32 --- 国道439 15:40---切谷 15:48 --- 名頃バス停 16:46--- 名頃 駐車地点 16:53着

【歩行距離 標高差】

【GPS3 plus で計測】 累計沿面歩行距離 20.244km 累積標高差 +1616m 

【詳細】

先日の台風14号で大雨のため、名頃の集落も 土砂が流れたようだ。
三嶺林道は 入口で 通行止め。
三嶺林道入り口付近で駐車 し 出発。

最初のヘアピンと崩壊地を 省略するため 三嶺林道入口から500mの大きな 斜面崩壊地の上部の林道へ でるように 山林内を ショートカットする。

この上の林道も 至る所で 大雨で 土砂が流れだしてズタズタになっている。

雨は 降ったり止んだりだ。 

平尾谷登山口は付近は 林道がえぐられたり 上の沢から 土砂が流れ込んで いた。

林道の状況を 見るために 林道終点まで 行く。 更に何カ所もの 山腹崩壊 路肩決壊 箇所があった。

テレビ共聴アンテナの手前で 電線に絡まった 倒木 の処理を 地元の方がしていた。

四ツ小屋沢は もの凄い増水だと 話していたので 白髪へのコースは 素直にあきらめる。

林道終点には 亀裂が入り 山崩れの 前兆がある。

登山口から山道にはいると 登山道自体は 大きな変化はなかった。

樹林帯を抜けると 特に風雨が強くなってきた。

三嶺山頂 「15.0度 12.9m ガス 風雨  」

しばらく 山頂にとどまったが 一時も ガスが切れず 視界は悪く  縦走コースは 素直に 断念し  無理をせず とりあへず三嶺ヒュッテへもどる。

この時 池の向こうで  3人組の シルエットを ガスの中でみる。

菅生へ下山する。 樹林帯に入ってから 所々の沢で 大雨で 洗掘され 深く えぐられているところがあった。

最終民家付近の 放置された水田は 上からの土砂が流れ込んでしまっていた。

菅生小学校では 運動会をやっていた。

国道439号に出て 増水した 祖谷川を眺めながら ゆっくり歩く。名頃 菅生間の歩きは 今年1月16日以来だ。

前回は 祖谷の雪景色を堪能できたが、今回は 増水した 祖谷川の凄さを 実感できた。

増水した祖谷川にかかる 白井堰堤の 滝音が 遙か手前から 溪谷に鳴り響く。これは 実際歩かないと どの位遠くまで 聞こえるか 実感できない。
また 名頃の 堰堤群を 増水した濁流が大挙して押し寄せて 流れる様も 凄い。水流も もの凄く速い。

1時間13分で名頃駐車地点へ。
★コースメモ

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★トラックログ

2005年9月10日 GPS3 GPSトラックログ
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行のの数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものです。(承認番号 平15総使、第387号)」

●二万五千分の一地図 「剣山」 「京上」 「久保沼井」 「北川」


断面図 カシミール(杉本智彦氏作)利用 http://www.kashmir3d.com/
トラックログはGPS3使用

GoogleEarth

Google Maps

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★ 写真

東祖谷中学校プールの濁り ゴミの付着 堰堤の連続
三嶺林道 全面通行止め 山腹崩壊現場上部から
三嶺林道 沢から土砂流入 平尾谷 登山口 土砂流入と洗掘
路肩決壊 土砂崩れ
三嶺林道 土砂崩れ 路肩崩れ 三嶺林道 土砂崩れ
三嶺林道終点 地割れ 地割れ その2
三嶺ヒュッテ 三嶺山頂
モノレール終点 土砂が流入した耕作放棄の水田
菅生  いやしの温泉郷
菅生小 運動会 生徒が主役 菅生小 運動会 其の2
運動会 生徒が少ない分 見物の人も少ない 名頃 そばの花
剣山自然情報センター 12月完成予定 夫婦池 増水大量の降雨で 
祖谷川の 水量は増え
夫婦池のベンチまで 水没するぐらい 
山全体が 水を含んでいるようです。

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★台風14号による 通行止め 平成17年9月10日現在

落合峠方面  小島峠を挟む 菅生伊良原線
三嶺林道 通行止め 三嶺林道
木屋平方面 全面通行止め 木屋平方面 見ノ越で全面通行止め
国道438号 剣山スキー場付近 
路肩決壊 4t以上通行止
439号 見ノ越 名頃間は10日13時開通
●東祖谷山村の三嶺林道土砂崩れで通行止め

駐車場工事の 名頃林道入口に ロープがあり 全面通行止め。
初めに崩れているのは 500m先の 第二ヘアピンからの 土砂崩壊箇所ですが、
その上も 横切る沢ごとに 沢から大量の 土砂が流れこんで 倒木 等一杯です。

一番 復旧に時間がかかる 路肩の決壊も 数多くありました。
平尾谷登山口付近は 路面一杯の 流出土砂と 沢の洗掘で 一変していました。

林道終点 東屋付近は 大きな地割れが出来 ていました。
登山道 自体は 多少の洗掘などの 軽い痛み程度と ほんの少しの 倒木があるぐらいで 特に変わったことなく 通行可能でした。

●国道439号見ノ越 名頃間 

奧祖谷かずら橋 1km上流箇所の 山側から 土砂流入。 
応急復旧工事で10日 13時に開通。
大歩危から かずら橋 京上 経由で見ノ越 OKです

●国道439号菅生の 栗本バス停 横関商店 すぐ下

昨年の台風で 上部からの山腹崩壊 に続き 今年は 路肩決壊。
ただし、 狭い幅で 車線確保して 通行は可能。

●国道438号 つるぎ町 貞光から 見ノ越OKです。(4トン以上規制)

夫婦池から 剣山スキー場への途中 路肩崩壊。

側溝を埋めて 4トン未満を通行可能にしていますが
崩壊規模からして
今後 崩れが広がる 心配あり。

●国道438号 見ノ越 木屋平間 全面通行止め 。

見ノ越トンネルで通行止め

●落合峠
落合6号橋で山腹崩壊 全面通行止め

●小島峠 (林道白井線)全面通行止め 
つるぎ町明渡橋に看板あり。

この山域への 交通機関 アクセス

徳島県交通情報 http://www1.pref.tokushima.jp/doboku/dourohozen/index_todaykisei.htm
道路通行規制 http://www1.pref.tokushima.jp/doboku/dourohozen/index.htm
iモード板 http://www1.pref.tokushima.jp/doboku/dourohozen/mobile/imode/index.htm

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★天気図

2005年9月10日 9:00地上天気図 2005年9月10日9:00高層天気図 700hpa 850hpa

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★落雷情報 

雷さんだー STNet (四国電力関連会社)が運用しています。
http://www.stnet.co.jp/it/kaminari2.html


STNet雷情報 雷さんだー より引用
http://www.stnet.co.jp/it/kaminari2.html

● 雷  (このページもご覧下さい
かみなりさんだー
http://thunder.stnet.co.jp/raiinfo/index.html
四国の雷情報
http://www.stnet.co.jp/it/kaminari2.html

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平成17年9月10日第一版

ご注意
この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。
自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。
http://www.lnt.org/

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