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無雪期
- ここで紹介している山々は、登山道や指導標は未整備です。
それは自然が多く残っていて、この山域のいいところなのですが、
この山域では、登山者は自己責任での慎重な行動が求められます。- 徳島県 美馬郡つるぎ町 (旧美馬郡一宇村)
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平成18年4月16日
志貴岳(1073)
【コースタイム】
古見6:20--古見橋 6:35--石ノ上神社 7:33--大宗集会所 大惣大宗線(一宇工区)起点 8:00--宇峠 8:51--志貴岳 (9:18-10:01)--焼堂峠 10:34--林道大惣大宗線(半田工区) 工事最先端箇所 11:16
-- 林道大惣大宗線(半田工区)起点 (11:38-12:08)--阿南幹線 165番鉄塔 12:54--県道木地屋赤松線
13:27--津志嶽 電力保線道入り口 13:33--大横 桂入り口 13:51--内山川谷合流点 14:16--
大宗入り口 14:41--古見橋 14:44--古見 14:54
【同行者】 なし
【距離】
累計歩行距離 16.458km 累計標高差 1186m
【記録詳細】
久しぶりに、志貴岳へ。
古見から登る 赤松 大宗集落は、日当たりの良い南斜面に縦長の集落である。
夜間、 谷底から見上げ、 遙か上に灯りがともるのを見ると、まるで 超高層ビルを 下から眺めるような高度差の感覚である。
この高度差を、車道は電光型にヘアピンのジグザグで登っていくが、谷底から歩きのショートカットで登る。
斜面には、人々の生活があり、、桜が満開の神社、地蔵仏、など見所が多く、単調な登りではないほど寄り道が やたら 多くなる。
林道 大惣大宗線(一宇工区)の起点であるが、この工区は、半田工区ほどは進んでいないようだ。
やがて 古い峠道を辿って宇峠へ。
歴史を感じさせる、古い峠である。
ここから山稜の縦走に入る。
志貴岳からは地籍調査が進んでいて、大分歩きやすくなっていた。
焼堂峠の ほこらも 以前と変わらなかった。
すこし 藪が出たかなという感じで 山稜を行き、1120mを捲いたところで、いきなり林道開設工事の箇所に出た。
西側から工事が進んできている 林道 大惣大宗線(半田工区)であった。
もう何年かすると林道 大惣大宗線半田工区は 東から延びてくる林道 大惣大宗線(一宇工区)とドッキングするかもしれない。
このあたり おもしろい縦走路だった。
大惣大宗線(一宇工区)を1.1km歩くと林道大惣線へでた。木地屋方面は通行止めだが、大惣へは通行可能。
残雪の 矢筈山、黒笠山、津志嶽を眺め 大休止を重ね ゆっくり送電線保線道を下る。
木地屋赤松線へ出て 片川沿いに歩いて古見に戻る。
- かつて このコースは季節によっては、藪で難渋したものだったが、地籍調査が入り、大分苅分られた。
- それより なにより、林道開設工事 「大惣大宗線」が半田工区 と 一宇工区 双方から進捗してきている。
- もう何年かすると、やがて 林道は完成して繋がり、この縦走路も、通る人もなくなるかもしれない。
- 山稜のピークだけは 林道から、わずかな距離を歩いて登る人が いるだろう。
- かつて 剣山スーパー林道ができるまでは 高城 天神丸など通る縦走路は 本当におもしろかった。
- 今では 天神丸は スーパー林道から一寸の山になった。
- 林道が 縦走路はじめ 登山スタイルを大きく変えてしまうことになる。
平成18年4月16日etrex-legend GPSトラックログ
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものです。
(承認番号 平15総使、第387号)」
●二万五千分の一地図 「阿波古見」
カシミール(杉本智彦氏作)利用
【Google Earth】 【GoogleMaps】
平成18年4月16日 9:00地上天気図 平成18年4月16日9:00高層天気図700hpa 850hpa
平成18年4月16日第一版
ご注意
この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、
くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。
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