HOME山行記録 >矢筈山(1848) 石堂山(1636) 白滝山(1526)> 平成28年3月12日

矢筈山(1848) 石堂山(1636) 白滝山(1526)

★平成28年3月12日概念図 記録 写真



平成28年3月12日 矢筈山(1848)

【天候】曇り

【記録】

木地屋 駐車地点 6:39-----東膳棚 (10:45-11:25)-----矢筈山(13:28-14:18)------木地屋 駐車地点 16:17

【山頂】

■東膳棚 「プラス0.8度 西1.6m 曇り 風弱く 陽射しが 暖かく感じる 黒笠山 見える」


■矢筈山 山頂 「プラス2.1度 北2m 曇り 北からガスが流れる 一時 三嶺 西熊山 天狗塚 剣山 次郎笈が見えたが 今は見えない 」(累計登頂回数 148回)

その後 三嶺 西熊山 天狗塚 が見えるようになった。


矢筈山北面一帯は この山域でも とくに雪の多い場所で 昨2015年は 5月のゴールデンウィーク明けまで残雪があった。

今年は 寡雪のまま三月に入って さらに ぐっと暖かくなって 前週より 雪は だいぶ融けてきた。

それでも 2-3日前に 新雪があり また 残雪を味わうことができたが、賞味期限は あとすこし。

広島や大山のスキー場も 雪どけが進み もうクローズになるそうで やはり 暖冬の年だ。 

【APRS】

APRSは 山中の登山者の現在位置を リアルタイムに地上側で パソコン・スマホのグーグルマップ上にて閲覧でき、山岳遭難対策には きわめて 有効なシステムです。

ただしアマチュア無線家の皆様によって運営されていて アマチュア無線の資格と アマチュア無線局の申請が必要となります。


2016年3月12日 APRS(Automatic Packet Reporting System)
「 JJ5MDM-7 」 緑色 アマチュア無線の電波
「 JJ5MDM-5 」 青色 ネット接続環境APRSdroid使用


今回も アマチュア無線位置情報システムAPRSネットワークを しっかり使わせていただきまして、多くのアマチュア無線家に お世話になり 感謝です。

とくに JR5YEM-1局 JA5OVU-7局 JH5FWM-10局 さまには 大変お世話になりました。ありがとうございます。


趣深山 コールサイン 「 JJ5MDM 」
使用機器 YAESU FT2D

位置情報は 以下URLで 閲覧できます。
「 JJ5MDM-7 」 アマチュア無線の電波 による
「 JJ5MDM-5 」 携帯電話網ネット接続環境からスマホアプリ「APRSdroid」使用


http://ja.aprs.fi/

「 JJ5MDM-7 」
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=3600&tail=3600

「 JJ5MDM-5 」
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=3600&tail=3600

【動画】

https://youtu.be/0jy4-H0c0_I



【写真】

flickr
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72157663491367963


ヤマレコ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-826071.html


つるぎ町 古見


木地屋赤松線から林道大惣線へ


片川にかかる 橋をわたる。新雪うっすら。


うっすら 新雪


春先は 落石が多い


林道終点


雪あり


登り


朝日がさす


登り途中 


次第に雪が増えていく


登り


ふりかえる


ふりかえる


雪が増えてくる


ふりかえる


ガスの中にはいっていく


この岩の間を登る


ふりかえる


薄日がさす


縦走路に出るが 前週より雪が だいぶ融けている


斜面


ふりかえる


三嶺方面を見る


矢筈山方面


矢筈山方面


東膳棚


黒笠山を見る


三嶺を見る


三嶺 西熊山を見る


三嶺 西熊山 天狗塚 を見る


雪原の感触を味わう


ふりかえる


雪面を味わう


北斜面は 雪が多い


ふりかえる


三嶺を見る


大岩がゴロゴロした ところ 


穴ぼこに要注意


雪は多い


北側から稜線方面を見る


斜面


緩やかな斜面


ふりかえる


斜面


ふりかえる


ふりかえる


雪面を味わう


気持ちのいい 雪原


前週は デブリが多く 近づけなかった


雪原






雪が多いところだが 北側斜面の雪が安定していないと 近づけない


ふりかえる


ふりかえる




山頂直下






山頂直下


ふりかえる


矢筈山山頂


矢筈山頂


剣山方面


膳棚方面


三嶺 西熊山 天狗塚 方面


石堂山 方面


山頂から下山途中 ふりかえる


矢筈山 ふりかえり見る


矢筈山 北側稜線 雪庇が多く出るところだが 雪は少なく 雪庇もない


矢筈山を振り返り見る


矢筈山 ふりかえり見る


石堂山方面


矢筈山を振り返り見る


矢筈山


石堂山方面


石堂山方面


下り


下り


下り


下り


下り


一連橋


林道に出る


片川に架かる橋 朝渡ったときは 雪がうっすら あったが もうなかった。


【気象】


平成28年3月12日 午前9時 地上天気図


平成28年3月12日 午前9時 500,300hPa高層天気図


平成28年3月12日 午前9時 850,700hPa高層天気図


平成28年3月12日 レーダーアメダス合成値(気象庁発表)過去24時間降水量変化:動画



短期予報解説資料



  • 趣深山shumiyama.com 平成28年3月12日
  • 趣深山Jimdo 平成28年3月12日
  • 平成28年3月12日 fc2
  • 平成28年3月12日 xdomain
  • 趣深山ブログgoo 平成28年3月12日
  • 趣深山ブログfc2 平成28年3月12日


  • 2016年3月12日は雪が少なかった。 以下は 平年の積雪がある場合の注意事項。


    【雪深い 矢筈山】

    ■剣山系の山域でも とりわけ 雪深い 矢筈山。
    地味だが雪が多いと かなり手強い山だ。

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    【アプローチ】

    ■つるぎ町からの アプローチの徳島県道 木地屋赤松線 の先、 林道大惣線は、過去の 大雪の時などは、大抵の場合 林道斜面からの雪崩も発生したりしている。

    最終民家を こえて 車で 奥まで入っていたりすると 日中の雪崩で うかうかすると 退路が遮断されたりする危険もある。また ここは 落石も多い。

    大雪の時でも 一番安全策は、除雪サービスされている範囲内 木地屋の最終民家付近で 駐車すれば なんとかなる。

    原則「どんな場合でも 最終民家手前の駐車であれば まず絶対間違いない」

    注(最終民家でも 廃屋でなく 『人が実際住んでいる最終民家』)

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    ■工事などでの 除雪は 都合により 取りやめになることもあり 要注意。

    最終民家手前での駐車という 「安全策」は、今回は とりこし苦労だったかも しれないが 片川沿いの林道は 基本的に 除雪サービスのない林道。

     車がスタックし Uターンもできない状態になれば あれこれ脱出に苦労し、駐車場所も 掘り起こさなくてはならないので、30分ぐらいは すぐ経過しまう。
    手前に駐車して30分歩いたほうが 時間的にも 精神的にも はるかに 余裕ができる。

    ここでは 過去の大雪時 何度も 痛い目に遭った経験で 「羹に懲りて膾を吹く」ぐらい より慎重になる。

    なお冬期間工事中では 工事関係車両が 駐車スペース 作業ヤードなどを占めているため工事関係車両の邪魔にならないよう はるか手前に駐車しなければならない。 

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    【大雪の時の難所】


    ■片川沿いの山道

    急峻な溪谷の中腹を まいて通過する 山道は 大雪のつき方次第で 一気に難所に。
    さらに 大きな 高捲きしたことも過去 何度も。

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    ■橋 片川沿いの橋

    橋の上に 大量の雪がつもり キノコ状態になり どこが 橋本体か まったくわからなくなる。
    わたりながら キノコ雪を 叩き落とすとなると 一気にブロック崩壊しそうで 大変危険。
    こうした時は 橋は諦めたほうがいい。

    うまくいけば スノーブリッジで渡れるか そもそも冬は水量が少ないので 徒渉のほうが 安全確実。

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    ■大雪時は 「2連橋片川 左岸」より 「片川 右岸」のルートをリコメンド

    片川にかかる2連橋を通って 片川 左岸を まいていく 道は 南面で 雪崩が発生する 危険箇所があり 過去何度も デブリを目撃している。
    大雪時、場合によっては 更に高捲きするか・左岸沿いをやめて 「片川 右岸沿いのルート」を選択したほうがいい。

    このところ 大体において 「片川 右岸沿いのルート」を選択。
    この場合 確実に ルートファインディングできることがポイントとなる。

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    ■矢筈山(1848) 山頂北側稜線

    過去 何度も 苦労している箇所で 雪庇 張出しが大きい。

    踏み込まなくても 微妙なバランスで成り立っている 大きな張出しは、近づくだけで一気に ブロック崩壊する場合がある。過去 危険を感じて 風上側の灌木帯に 入ることも 何度もあった。
    雪のつき次第で 特に要注意。

    踏抜き ブロック崩壊 に細心の注意をはらいつつ 慎重に通過 する必要あり。


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    ■白滝山 木地屋下山分岐標識から から 石堂神社 への 下降


    夏道は 分岐から100m すぐ尾根南側を捲いていく ここが 最初の 関門。
    寡雪のときは 夏道は問題なく通過できるが
    大雪の時は南斜面で 大規模雪崩が発生する。

    大雪のときは 稜線どうしで 冬道で 下るのが 大正解。

    大雪の時 稜線を 下りながら 夏道を見ると、
    案の定 斜面全体 雪が いっぱい雪崩れた痕跡が残っている事が多い。





    ●二万五千分の一地図  「阿波中津」「古見」
    トラックログ取得はGarmin GPSmap 60CSx使用
    平成28年3月12日第一版

    ご注意
    この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
    気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。
    自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。


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