「趣味の山歩き ますます深くなる近くの山域」 趣深山 Copyright(c) 2002-2011
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コスパス・サーサット・システムを使った PLB (Personal Locator Beacon)についての話題です。
http://www.acrelectronics.com/terrafix/default.html
2007年11月からSPOT がサービス開始。
SPOT (Satellite Personal Tracker ) (2008 09 15)
「当時の船乗りは、和磁石と太陽や月の出入りで方向を知ることはできたものの、船の正確な位置を測定する技術はもっていなかった。
山見といって、海から見える陸地の特徴によってしか、自分の位置を正確に知ることが出来なかった。陸地を見失い、周囲が水平線だけになってしまったら、この山見はできない。ただひたすら伊勢大神宮や金比羅大権現の加護を祈るしかなかった。」
「冒険家の森 サバイバル技術教書」 CWニコル 田淵義雄 株式会社クロスロード 1982
補足
その後この遭難船 「督乗丸」の漂流は1年5ヶ月も続くことになる。(1813-1815)
★ 概要
「救助への第一歩は、自分の状況や、可能であれば現在位置をほかの者に知らせることにある。」
「SASサバイバルハンドブック」 John Wiseman 1991並木書房
●遭難者が 救助を求める場合 まず大事なのは 通信手段で遭難者情報 遭難位置情報 どんな救難内容かなどを伝達する その連絡方法が とても大切です。
伝言 伝令 のろし 色々あるでしょうが、今では無線を 利用した 通信手段が 一番確実で きわめて有効です。
ただ いま はやりの携帯電話では通話範囲は拡大しているものの、圏外が多いところでは どうしようもありません。
昔 良く用いられたのは SOSのモールス信号でしたが、現在、人工衛星を使ったシステムが使われています。コスパス・サーサット・システム(COSPAS-SARSAT SATELLITE SYSTEM)
http://www.cospas-sarsat.org/
http://www.cospas-sarsat.org/MainPages/indexEnglish.htm
http://www.sarsat.noaa.gov/●遭難者が発信するビーコンは、
船舶用のものをEPIRB(Emergency Position Indicating Radio Beacon)、
航空機用をELT(Emergency Locator Transmitter)、
陸上移動体用をPLB(Personnel Locator Beacon)です。
●海や 空の救難システムでは使われていますが、誤作動の問題、同時多発の問題があります。
救助要請の確認のためにも、要救助者と直接コンタクト 確認の出来る 通信手段の確保が大切です。
●陸上では 北米で FCC(Federal Communications Comission http://www.fcc.gov/ )が 406MHzのPLBを地上での救助目的に使うことを、認め、米国では既に この装置で、数多くの救助が報告されています。
●この装置を活かすにはRCC(救難センター)の充実などがあります。
●日本国内での使用には まだまだハードルが高そうですが、今後 道迷いの遭難対策などに 注目すべきシステムです。個人用には認めていない。
2007年11月からSPOT がサービス開始。
SPOT (Satellite Personal Tracker ) (2008 09 15)
★ 目次
1 モールス信号
2 GMDSS
3 誤作動
4 地上部で有効なPLB
5 RescueLaser
6 参考引用文献
7 携帯GPSを使った 災害要支援者向け緊急通報システム
8 富山県警など山岳遭難者探索用ビーコンシステム
★ モールス信号
● モールス信号 「SOS」
「無線電信は、1895年マルコーニによって発明され、その数年後には船舶にも搭載されるようになった。」
昔の 船舶は モールス信号が使われていた。
船舶が危険な状態に陥ったとき SOSの発信をモールス信号で行うのは無線通信士の重大な役目とされていた。
● 1895年マルコーニの発明から、約100年後 新しい遭難通信システムが 本格運用され モールス通信によるSOSは廃止されました。
●昔の 遭難船の教訓を生かし 無線装置や 色々な 遭難救助用の器具装置が開発されてきましたが
衛星を使った新しいGMDSSへシステムの登場でで 永らく 使われてきた モールス信号の時代は 終わりました。
しばらくの期間併用をへて 1999年 永らく 使われてきた モールス信号は 新しいGMDSSへ 取って代わりました。
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/gmdss/gm01.htm
http://www.cospas-sarsat.org/Description/concept.htm
以下の 文面は 下記のサイトを主に参考にさせて頂きました。{「----」内は引用です]
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h16/k20040604/index.html
海上保安庁情報通信企画課専門官 小 池 貞 利 様
★ GMDSS
●モールス信号 「SOS」にとってかわり 新しく世界的に 運用可能になった遭難通信システムがGMDSSです
このでのポイントは 衛星です。
「コスパス・サーサット・システムは、アメリカのサーサット衛星とロシア(当時はソ連)のコスパス衛星によって1979年から運用が開始された。 初期の頃は、南極・北極を通る低軌道で地球を周回する衛星による捜索救助システム(LEOSAR)だけであったが、1990年代後半には、静止衛星によるシステム(GEOSAR)も構築された。
LEOSAR衛星は、平成16年4月現在8基が運用中であり、GEOSAR機能は、GOES衛星(米)、INSAT衛星(インド)、MSG衛星(EU)に搭載されている。」上記より引用
COSPAS-SARSAT SATELLITE SYSTEM
http://www.cospas-sarsat.org/
http://www.cospas-sarsat.org/MainPages/indexEnglish.htm
● 新しい遭難通信システムは(GLOBAL MARITIME DISTRESS ANDSAFETY SYSTEM)
http://www.ktab.go.jp/radio/gmdss/no1.htm
平常時は インマルサット衛星と業務用や安全情報をやり取りしているが
事があると
1 遭難警報を コスパス・サーサット衛星経由で送信し、(衛星非常用位置指示無線標識)----(EPIRB)
2 インマルサット衛星経由でインマルサット送受信機で遭難警報の応答
3 船舶航空機間 双方向無線電話で 捜索救助通信する
その間 レーダートランスポンダで 捜索レーダーに自動応答電波発信
●GMDSSは船舶だから 出来る 大型の 装備であって
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h16/k20040604/index.html●EPIPB ,ELT,PLB
携帯用では かなり無理があるので 個人携帯用の装備として 運用できる最低限として
結局 1の衛星非常用位置指示無線標識----(EPIRB)だけの機能があるのが
Personal Locator Beaconとしての「ACR GyPSI 406」のようです。
http://www.acrelectronics.com/PLB/406plb.html
GPSインターフェースを持ったモデルではGPSの位置情報を同時に 通報するシステムです。
「遭難信号の発信機(ビーコン)には、大きくわけて3種類あり、●地上受信局(LUT) 業務管理センター (MCC)
船舶用のものをEPIRB(Emergency Position Indicating Radio Beacon)、
航空機用をELT(Emergency Locator Transmitter)、
陸上移動体用をPLB(Personnel Locator Beacon)という。
EPIRBは、船舶が沈没したときには自動的に浮上し、遭難位置や船のID等を送信する。
LEOSARシステムでは、ビーコンから発射された電波を衛星が受信するときに生じるドップラー効果を計測し、発信された位置の緯度・経度を計算する。
GEOSARシステムでは、ビーコンからの電波が静止衛星によって受信されるため、ビーコン自体にGPS等の測位システムが搭載されている必要がある。
ビーコンには、406MHzの周波数を使用するものと121.5MHzのものとがある」上記より引用
■121.5MHz は 旧来の システムで 2009年で運用停止予定
誤作動 多く 精度悪い(15-25km) 世界中を カバーできない。
■406MHz は新しいシステム 精度高く(2-5km) GPSと連動できる(精度100m)。
比較
http://www.sarsat.noaa.gov/406vs121.pdf(pdf Acrobat)
http://www.sarsat.noaa.gov/emerbcns.html
「ビーコンから発信された遭難信号は、地上受信局(LUT(Local User Terminal))で受信され、データ配信を行うために業務管理センター(MCC(Mission Control Center))に送られる。MCCは、遭難信号を解析した後に救難機関に送付すると同時に、他国のMCCと情報交換する。日本では、LUTは横浜に、MCCは霞ヶ関の海上保安庁本庁運用司令センター内に設置されている。平成16年4月現在、25の国や機関がMCCを設置している。」上記より引用
http://www.sarsat.noaa.gov/usmcc.html
COSPAS-SARSAT SEARCH AND RESCUE SYSTEM TAKING THE "SEARCH"OUT OF"SEARCH AND RESCUE"
February 1, 2002
http://www.magazine.noaa.gov/stories/mag16.htm
コスパス・サーサット・システム概念図
http://www.sarsat.noaa.gov/sys-diag.htmlより引用
●救難機関 RCCただし RCC(Rescue Coordination Center 救難センター)が 日本では海保 アメリカでは コーストガード 空軍などでしょうが、●ACRの販売
■海上保安庁
http://www.kaiho.mlit.go.jp/index.html
■Rescue Coordination Centers (RCCs) in the United States are operated by the U.S. Coast Guard and the U.S. Air Force.
http://www.sarsat.noaa.gov/rcc.html
■USCG
http://www.uscg.mil/USCG.shtm
http://www.uscg.mil/hq/g-o/g-opr/sar.htm
http://www.navcen.uscg.gov/
■AFRCC
http://www2.acc.af.mil/afrcc
■MCCからの 遭難救助要請の情報を受けても 日本近海では海保が対応できるとしても 陸上部は 色々な 所管があり 極めて難しい対応 が予想される。
■PLB (Personal Locator Beacon)「ACR GyPSI 406」
http://www.acrelectronics.com/terrafix/default.html
■ACRのオンラインショップでの販売が 北米に限定して売られている。
■この製品は 米国内では NOAAへregistered する必要があります。
■All emergency distress beacons - including EPIRBs (used by commerical vessels), ELTs (used by aircraft) and PLBs are required to be registered with NOAA. You can now register your beacon at our new online registration website: http://www.beaconregistration.noaa.gov
★誤作動や 同時多発操作の場合などの 問題
● 海上保安庁 では1999年本格運用行うが
本当の通報は1割で いまだ誤作動騒ぎ が9割を占めているそうで 大きな問題です。
適切な運用について
http://www.ktab.go.jp/radio/gmdss/index.htm
●誤操作対策からも MCC か RCCからの 救難信号の確認 救助要請の確認作業は大事です
http://www.ktab.go.jp/radio/gmdss/gmdsspanhu.htm
●GMDSSの 取り扱いには日本国内では 無線通信の資格なり 無線局開局の手続きが必要です。
●同時に 多数のEPIRB(Emergency Position Indicating Radio Beacon)が動作する場合の混乱
「 事態をさらに複雑にしていたのが、非常に多くのヨットが『EPIRB』(非常用位置指示無線標識)と呼ばれる衛星遭難信号ビーコンを一斉に作動させ、救助隊がそれらを識別するのに苦労したことだ。どのビーコンがどのヨットのものかわからなかったため、救助隊はまずどこへ駆けつけるべきか判断に苦しんだ。
今年は、どのヨットがどのビーコンを作動させたかをEPIRBが特定する。また、各艇の乗組員は個人用のEPIRBを携帯するよう勧められている。これで、救助隊は船外に投げ出された人を早く発見することができるとキャンベル氏は語る。
さらに、乗組員が船を放棄せざるをえなくなった場合のために、各艇は携帯用の特殊な防水VHF送信機を搭載することを義務づけられる予定だ。また、特別装備の救助ヘリコプター1機が、大会を通してヨットの上空を飛ぶことになっている。そして、各艇は、全参加者へのメッセージを発するのに使われる専用のVHF無線チャンネルを24時間つけておくよう求められる。」この項目は下記サイトを引用
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/3447.html
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/3447.html
●ONLY YOU CAN PREVENT FALSE ALARMS
http://www.sarsat.noaa.gov/false.html
★地上部でも 有効な遭難通報の手段 PLB(Personnel Locator Beacon)
●海上だけでなく 航空機 地上部でも このシステムの 有効性が 立証された例が 報告されています。
救助された方の統計
http://www.sarsat.noaa.gov/saves.html
■2004年3月31日までに
COSPAS-SARSAT Rescues で 1982より累計
世界中で17,000+人以上 救出( Worldwide ? Over 17,000+ Persons Rescued )
米国 で 4717人救出 (United States 4,717 Persons Rescued ) (since1982)
http://www.sarsat.noaa.gov/sarsat.html
■March 31, 2004 現在 で2004年1月-3月 米国内で 救出者 60人
Number of Persons Rescued To Date in the United States in 2004: 60
海 - Rescues at sea: 54 lives saved in 16 incidents
航空機 - Aviation rescues: 0
陸 PLB rescues: 6 lives saved in 4 incidents (all in Alaska)
■For 2003, the United States has recorded 135 Cospas-Sarsat rescues
During 2002, the United States recorded 171 Cospas-Sarsatrescues
171 PEOPLE RESCUED IN THE U.S. IN 2002 WITH HELP FROM NOAA SATELLITES
January 16, 2003
http://www.noaanews.noaa.gov/stories/s1082.htm
■2002年 世界中で 1545人( 365件) Cospas-Sarsat rescues
海 1341人 航空機 83人 陸上 121人
■2002年 米国 SARSAT rescue 171人 (海 133人 航空機 11人 陸上 27人)
● 地上部で 有効な 位置情報と 遭難救助要請を 行えるシステムとしてPLBが注目されています。
PLB(Personnel Locator Beacon)
■hikers outodoor adventures
http://www.noaanews.noaa.gov/stories/s1055.htm
http://www.sarsat.noaa.gov/
■FCCから Aprroval http://www.fcc.gov/
In the United States, PLBs are now authorized for nationwide use. This authorization was granted by the FCC beginning
July 1st, 2003.
■EMERGENCY PERSONAL LOCATOR BEACON SYSTEM BECOMES OPERATIONAL NATIONWIDE
PLBが 全米各地で 使用可能となる。
July 1, 2003
http://www.noaanews.noaa.gov/stories/s1168.htm
In the United States, PLBs have only been permitted for use in Alaska since 1994 under an experimental program. This experimental program was developed to test the feasibility for PLB usage throughout the rest of the United States. It was in part due to the success of the PLB program in Alaska in which over 250 individuals have been rescued that the FCC granted the authorization of PLBs for use nationwide.
全米に 先駆け アラスカでは 1994年より 試験的に 運用されて 250 人が救出された。
■OHIO MAN SAVED BY USING PERSONAL LOCATOR BEACON
First Person to Use New Technology in the Contiguous United
States
最初の 救出例 後で 後日談あり
Nov. 17, 2003
http://www.noaanews.noaa.gov/stories2003/s2124.htm
■SARSAT CAPS BUSY WEEK WITH LIFE-SAVING RESCUE OPERATIONS
忙しくなった
Nov. 21, 2003
http://www.noaanews.noaa.gov/stories2003/s2128.htm
■NOAA SATELLITES HELP RESCUE BOATERS IN DISTRESS
救出例
March 12, 2004
http://www.noaanews.noaa.gov/stories2004/s2183.htm
■COSPAS-SARSAT SEARCH AND RESCUE SYSTEM?TAKING THE "SEARCH"
OUT OF
"SEARCH AND RESCUE"
February 1, 2002
http://www.magazine.noaa.gov/stories/mag16.htm
■PERSONAL LOCATOR BEACONS?HELP FROM ABOVE
June 19, 2003
http://www.magazine.noaa.gov/stories/mag96.htm
■SARSAT CAPS BUSY WEEK WITH LIFE-SAVING RESCUE OPERATIONS
Nov. 21, 2003
http://www.noaanews.noaa.gov/stories2003/s2128.htm
■NOAA SATELLITES HELP RESCUE BOATERS IN DISTRESS
March 12, 2004
http://www.noaanews.noaa.gov/stories2004/s2183.htm
●Adiondack で 実際にPLB で救助される。
■EMERGENCY PERSONAL LOCATOR BEACON SYSTEM BECOMES
OPERATIONAL NATIONWIDE
July 1, 2003
http://www.noaanews.noaa.gov/stories/s1168.htm
■OHIO MAN SAVED BY USING PERSONAL LOCATOR BEACON
First Person to Use New Technology in the Contiguous United
States
Nov. 17, 2003
http://www.noaanews.noaa.gov/stories2003/s2124.htm
■PLB で実際に 助かった例の 後日談などは 下記に紹介されています
http://www.equipped.org/plb_first_use.htm
A Cleveland, Ohio, man was rescued by the U.S. Army Fort Drum Air Ambulance Detachment outside of Watertown, N.Y., on Friday, November 14, 2003, through the help of a 406 MHz Personal Locator Beacon or PLB. This rescue was the first in the contiguous U.S. using a PLB since they became legally available for use in the U.S. on July 1, 2003.
Carl Skalak, 55, was in the Adirondack Mountains of Upstate New York on a solo canoe trip when he activated his ACR Electronics PLB. The Air Force Rescue Coordination Center (AFRCC) at Langley Air Force Base, Virginia, received the distress call at 10:45 a.m. EST via the Search and Rescue Satellite Aided Tracking System, which is operated by the National Oceanic and Atmospheric Administration (NOAA).
http://www.equipped.org/
●GPSと接続してTest が行われています。
http://www.equipped.org/406_beacon_test_toc.htm
http://www.equipped.org/406_beacon_test_summary.htm
●ACR Electronics TerraFix 406 GPS I PLB 新製品
prototypeconnected to a GPS with the interface cable
http://www.acrelectronics.com/terrafix/default.html
http://www.equipped.org/pp/pic1272.htm
http://www.equipped.org/terrafix_406gps_plb.htm
http://www.equipped.org/terrafix_406gps_plb.htm
★ACR TerraFix 406
TerraFix 406 GPS Personal Locator Beacon
TerraFix. 406 GPS I PLB Product No. 2798.2 PLB-201
TerraFix. 406 GPS I/O PLB Product No. 2798.4PLB-200
http://www.acrelectronics.com/terrafix/default.html
★ 販売店
●WEST MARINE社 販売店
オンラインショップで ACRを見ると
http://www.westmarine.com/safety.html
http://www.westmarine.com/webapp/wcs/stores/servlet/StoreCatalogDisplay?storeId=10001&langId=-1&catalogId=10001
http://www.westmarine.com/webapp/wcs/stores/servlet/CategoryDisplay?catalogId=10001&storeId=10001&categoryId=53&langId=-1&subdeptNum=52&storeNum=8
http://www.westmarine.com/webapp/wcs/stores/servlet/CategoryDisplay?catalogId=10001&storeId=10001&categoryId=53&langId=-1&subdeptNum=52&storeNum=8
★日本国内での規制
残念ながら 日本国内では 個人用PLBは 認められていません。2008年9月15日加筆
日本国内では 日本における「コスパス・サーサット用ビーコンに関する規則の概要」
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/gmdss/cospas_sarsat/beacon-reg(ja).htm
など 規制がきつい。
EPIRBs (非常用位置指示無線標識)
ELTs (航空機用救命無線機)
PLBs (個人救命用携帯無線機) 「航空機用携帯無線機」を除き 個人用は駄目。
2007年11月からSPOT がサービス開始。
SPOT (Satellite Personal Tracker ) (2008 09 15)
★ Rescue Laser
航空機と直接コンタクト
●航空機と直接コンタクト出来る 無線をもつ ということは 大変重要なことであります。
捜索機が近くまで来ていて 旋回して探してくれている 遭難者が 必死に手を振ったりしていても 分からずに そのまま飛び去っていくことは 良くあるようです。
捜索機が飛び去っていった後 遭難者は 絶望感で 半狂乱となり 海に飛び込む例が 報告されています。
1回ならずと 2−3回続くと 絶望の底に 落ちこんでしまう ようです。
●近くの船に助けてもらう のは 船同士なら船舶間の通信手段はいくつもあるでしょう
●山中で 直接航空機と無線通信できるのは 現在の所 航空無線の周波数か 軍用の周波数かでしょうが、簡単ではありません。
●結局 航空機と 遭難者が 直接簡単に コンタクト 出来るのが Flareなどのシグナルでしょう。
発煙筒などありますが Rescue Laser があります。パワーポイント用のポインターですが 目に悪いとか 云われており
本当のレスキュ-以外 訓練用でも 取り扱いは要注意です。
http://www.equipped.com/rescuelaser.htm
http://www.greatlandlaser.com/how.htm
http://www.greatlandlaser.com/who.htm
http://www.greatlandlaser.com/how.htm
http://www.greatlandlaser.com/faq.htm
http://www.greatlandlaser.com/images/rlfmagnum.pdf
http://www.greatlandlaser.com/images/rlfn.pdf
http://www.greatlandlaser.com/images/rllman.pdf
●参考1 文献
■COSPAS-SARSAT SATELLITE SYSTEM
http://www.cospas-sarsat.org/
http://www.cospas-sarsat.org/MainPages/indexEnglish.htm
http://www.cospas-sarsat.org/Description/concept.htm
■National Oceeanic Atmospheric Administration
http://www.noaa.gov/
http://www.sarsat.noaa.gov/
■パワーポイントによる スライドが 見られるSARSAT SLIDE PRESENTATIONS
http://www.sarsat.noaa.gov/slide-info.html
■海上保安庁情報通信企画課専門官 小 池 貞 利様
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h16/k20040604/index.html
■総務省中国総合通信局
http://www.cbt.go.jp/denpa_musen/index.html
GMDSSの基本的な概要
http://www.cbt.go.jp/denpa_musen/denpa_musen03_01.html
GMDSSの機能
http://www.cbt.go.jp/denpa_musen/denpa_musen03_02.html
GMDSSに用いられる通信システム
http://www.cbt.go.jp/denpa_musen/denpa_musen03_03.html
GMDSSの搭載要件と導入計画
http://www.cbt.go.jp/denpa_musen/denpa_musen03_04.html
GMDSS船舶の航行区域と具備設備と必要な無線従事者
http://www.cbt.go.jp/denpa_musen/denpa_musen03_05.html
●参考2 引用
荒天に備えてハイテク装備のヨットレース
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/3447.html
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/3447.html
オーストラリア、シドニー発――『シドニー・ホバート・ヨットレース』は世界でも指折りの苛酷な外洋レースだが、今月、タスマニア島ホバートのゴールを目指してシドニー港を出航するヨットは、ちょっとした海軍並みの通信機器を積むことになりそうだ。
GMDSS
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/gmdss/gm01.htm
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/gmdss/gm02.htm
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/gmdss/gm03.htm
船舶緊急時等使用無線設備について
http://www.ktab.go.jp/radio/gmdss/no4.htm
http://www.ktab.go.jp/radio/gmdss/index.htm
付録
★携帯GPSを使った 災害要支援者向け緊急通報システム
●携帯GPSを使った 災害要支援者向け緊急通報システムが できて 運用されていますが、携帯電話の 位置情報システムは進化の著しい携帯電話の中でも 注目すべきものでしょう。
● ただ 現在の所 ドコモとAUでは仕様が違いますが 概ね GPS携帯は gpsの一部機能が センター側にあり 通信を介しての ネットワーク支援型 となっているようです。
通信を 前提にすると携帯がつながらない 圏外区域ではどうなるのか 少し気になります。
●急速に 進化したカメラ付き携帯の様に 今後のgps携帯の発展に 期待します。
●松山市
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/sbtuusin/newsystem/web119/index.html
災害要支援者向け緊急通報システム
http://www.c-crews.co.jp/gnext_express/news/back/0307/030707_14.html
普及率は伸び悩んでいる
http://www.c-crews.co.jp/gnext_express/news/back/0309/030905_10.html
●富山市
http://www.c-crews.co.jp/gnext_express/news/back/0309/030930_18.html
★富山県警など山岳遭難者探索用ビーコンシステム
●「雪崩や滑落、孤立などの山岳遭難で、登山者が所持していれば電波を発信し、捜索のための居場所を知らせる機器がビーコン。総務省北陸総合通信局(金沢市)や富山県警などは、協力して「山岳遭難者探索用ビーコンシステムの高度化に関する検討会」(座長、岡田敏美・富山県立大教授)を作り、高性能ビーコンの開発を進めている。」
[高性能ビーコンでは、発信電波を強くし、捜索可能範囲を大きくして、上空のヘリコプターからでも受信できるようにする。さらにGPS(全地球測位システム)も付けて位置をより正確に特定し、生存者がどこを移動しているのかも分かるようにする。またIDチップを組み込み、個々の登山者の識別ができる機能も加える。]毎日新聞記事より 2004 NOV 29
●「富山県立大の大学院生、篠宮健さんは、山岳遭難者探索用ビーコン(発信器)の運用に関して電波の伝わり方をパソコンでシミュレーションするシステムを考案した。複雑な山岳地帯では電波が反射や回折することから、発信器による探索結果と、地図を基にしたシミュレーション結果を総合解析することで、より正確で効果的な運用が可能となる。 山岳遭難者探索用ビーコンは北陸総合通信局の呼び掛けで、富山県立大工学部の岡田敏美教授らがビーコン、太洋無線(東京)が受信検証システムを開発した。同局の許可を得て約四百メガヘルツの電波を使用する。 昨年秋から今年一月にかけて、立山町などの平地と山岳地帯で地上とヘリから実験を行った。この結果、ヘリによる山岳地帯の実験では積雪がある場合は約一・六キロ、積雪がない場合は約四・五キロ離れたところから探知が可能であることが分かった。 篠宮さんが考案したプログラムは、一般家庭などに普及しているパソコンを二台つなぎ、並列計算する。国土地理院のデータに基づいた山岳地図が取り込まれており、地形と雪の状態を加味した電波の伝わる方向を試算する。 立山町での実験データとシミュレーション結果を検討した結果、ほぼ正確に電波の発信源を突き止めることができたことから岡田教授は「反射、回折などの電波の欠点を計算で補うことで、山岳遭難者探索用ビーコンをより正確に運用することができる」としている。 篠宮さんはより多くのパソコンをつないで並列計算のスピードアップを目指しており、「完全なシステムを今夏までには完成させる」と意気込んでいる。 山岳遭難者探索システム これまで登山者は「ヤマタン」と呼ばれる発信器を携帯し、遭難した場合はその発信電波を探知して捜索を行っていた。しかし、弱い電波を使用していたため、50メートル以内にいる遭難者でないと探知は不可能だった。」富山新聞より 2005 MAR 26
2004年6月12日 第1版制作
2004年6月13日 改訂増補1
2004年6月15日 改訂増補2
2004年6月16日 改訂増補3
2004年6月17日 改訂増補4
2004年7月 1日 改訂増補5
2004年12月5日 改訂増補6
2005年5月1日 更新
2008年9月15日 加筆
● 間違いや ご指摘の点がありましたら ご遠慮なく ご連絡下されれば幸甚です。
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