「趣味の山歩き ますます深くなる近くの山域」 趣深山 Copyright(c) 2002-2007
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HOME > 山行記録 >積雪期 >剣山 次郎笈 高ノ瀬 三嶺>平成17年3月12日
積雪期
徳島県 三好郡東祖谷山村 高知県香美郡物部村 ここで紹介している山々は、本州の著名山に比べると、登山道や指導標は未整備です。それは自然が多く残っていて、この山域のいいところなのですが、この山域では、登山者は自己責任での慎重な行動が求められます。コースタイムはご参考程度にしてください。 ☆ 山行記録の編集方針について もご覧下さい。 ●この山域への 交通機関 アクセス ●この山域の地形、地質と気象 ●剣山山頂の気象(平年値、極値) ●二万五千分の一地図 「剣山」 「京上」 「久保沼井」 「北川」 ●牛の背天狗塚三嶺付近北側道路 概念図 |
★概念図
★記録
平成20年1月19日 晴れ 曇り
三嶺(1893)高ノ瀬(1740)丸石(1683)次郎笈(1930)剣山(1955)平成19年2月10日 曇り 晴れ
三嶺(1893)高ノ瀬(1740)丸石(1683)次郎笈(1930)剣山(1955)平成19年1月20日 曇り 晴れ
三嶺(1893)高ノ瀬(1740)丸石(1683)次郎笈(1930)剣山(1955)平成18年3月11日 晴れ 曇り
三嶺(1893)高の瀬(1740)丸石(1683)次郎笈(1929)剣山(1955)平成17年3月12日 曇り 雪
見ノ越 駐車地点 5:56 ----西島リフト駅 6:48 --- 剣山 (7:36-7:54)--次郎笈 (8:45-8:54)---スーパー林道下降点 9:25--丸石 (9:42-9:59)---丸石避難小屋 10:19 --奥祖谷かずら橋下降点 10:22--高ノ瀬 (11:07-11:21)--石立山分岐 11:44--1732m地点 12:17--1700m三角点 12:44--白髪避難小屋 13:10 --白髪山分岐 13:30--カヤハゲ 14:04 --三嶺(15:00-15:19)--三嶺ヒュッテ 15:27---平尾谷登山口 16:36--名頃 17:18 -- 見ノ越 駐車地点 19:11
累計歩行距離 30.217km 累計標高差 2800m
国道438号 桑平を過ぎると小雪が舞うようになり、見ノ越で小雪の中出発。直ぐに明るくなる。
剣山への登山道は 多くの登山者に良く踏まれているようで 実に しっかりしたトレース跡となっている。
剣山山頂 「マイナス9.4度 北の風 6-7m 雪は止んだ。塔の丸 一の森は見える が 次郎笈は 時折 ガスが途切れて 見えるだけだ。」
ここからは トレースが無くなり 本来の雪山のコースがとれる。
次郎笈山頂 ガスが晴れて 曇り空ながら 天候は回復してきた。
下ると水場への標識が 雪に埋もれていて 辛うじて 頭だけが出ている。
稜線上は かなり積雪が残り ほぼ稜線伝いに下降できる。
丸石山頂 振り返ると 剣山 次郎笈が しっかり見える。
ここから 樹林帯の稜線へはいるが 雪が多いものの 締まっていて歩きやすい。しかも 今日は気温が上がらず 寒いので 雪が腐らず 潜らずに ドンドン歩ける。
丸石避難小屋もかなりの雪に囲まれていた。
高ノ瀬山頂 「マイナス7.4度 北風 3m」
石立山分岐の先から 1732mPにかけて 夏道は 南面の斜面の中を捲いていくが、今回は 忠実に 尾根通しに進む。
1700m三角点の付近は 幅広い 雪田になっていて 三嶺 西熊山 天狗塚の山稜が見える。
白髪避難小屋もかなりの雪に 囲まれていた。
ここから トレースあり。白髪山分岐からは 更に増える。
カヤハゲ手前から雪が本格的に降り出す。
カヤハゲで引き返した人が多いようで これからは 壺足のトレースは 一人分となる。
少し先で 下山中の単独行の方とすれ違う。 今日 初めて であう 登山者だ。
三嶺山頂 「マイナス9.6度 4-5m 雪 視界きかず」
名頃への 下り道も 新雪が積もりだしていた。
名頃から 国道439号を雪の中 淡々と歩く 標高が上がるにつれ 路面を覆う 新雪が 増えていく。
途中で暗くなる中、全く通行車両もない 雪の中 歩いたが、あと見ノ越まで 2.5kの地点で たまたま 通りかかった地元の方の車が 止まってくれて 親切な申し出に 思わず甘えてさせてもらい 便乗させてもらう。本当に感謝でした。
見ノ越は もうすっかり 冬の雪景色で 新雪が足首くらいまで埋まる 状態だった。
☆コースメモ
- 昨年 3月13日には 雪が少なく 残雪期の記録としていますが、今年はかなりの積雪量で 積雪期の記録としました。
- 積雪は しっかり締まった雪で 寒波のお陰で 腐らず 潜らず 踏み抜かず 快適な歩行が出来ました。
- 雪庇なども 落ちていて 安定した積雪状況でした。
- この様な 快適な積雪状況は 年に何回もないと 思います。
- ラッセルが 深いときや 雪腐り 踏み抜きなどがおおいとき では とても 時間がかかります。
- この時期 気温の上昇で 雪解けが急速にで 雪崩れ ブロック崩壊の 心配があります。
★トラックログ
2005年3月12日 etrex-legend-J GPSトラックログ
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものです(承認番号 平15総使、第387号)」
●二万五千分の一地図 「剣山」 「京上」 「久保沼井」 「北川」
カシミール(杉本智彦氏作)利用
GoogleEarth
Google Maps
★写真
見ノ越 第一駐車場 登山リフトと交差 刀掛松 剣山山頂 次郎笈 次郎笈山頂 次郎笈からの下り 次郎笈北西面と剣山 次郎笈下りから丸石を見る 丸石山頂から次郎笈 剣山 樹林帯の稜線 丸石避難小屋 奥祖谷かずら橋下降点 伊勢の岩屋分岐点標識 高ノ瀬 山頂標識 1732mへの稜線 1732が近づく 石立山分岐を振り返る 1732mP付近の稜線から三嶺 1700m三角点付近雪田 天狗塚三嶺 1700m三角点 後は三嶺 白髪避難小屋 白髪山と分岐標識 三嶺山頂間近 雪が降る 三嶺山頂 三嶺ヒュッテ 三嶺の池 名頃 橋を渡って439号 439号新雪が積もる 夫婦池付近 かなりの新雪
★天気図
平成17年3月12日9時 地上天気図 平成17年3月12日9時 高層天気図 700hPa 850hPa
気象庁 提供
★定点観測地点
[ 三嶺 山頂 ]
平成16年3月13日の剣山 次郎笈 丸石
★2004年と2005年積雪比較
2004年 2005年 次郎笈丸石側水場分岐標識2004年 次郎笈 丸石側水場分岐標識2005年 高ノ瀬南西250m標識2004年無雪期 高ノ瀬南西250m 標識2005年
★縦走記録
剣山 三嶺 間 縦走記録
平成17年3月12日 第一版
平成20年1月19日 更新
ご注意
この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。
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