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令和5年1月8日三嶺(1893)西熊山(1816)

★令和5年1月8日概念図 記録 写真




令和5年1月8日 三嶺(1893)西熊山(1816)

【日時】 2023 令和5年1月8日

【天候】 曇 晴

【コース】 菅生 三嶺(1893) 西熊山(1816) 天狗峠 菅生

【記録】

いやしの温泉郷 発 2:57 --- 林用作業小屋跡 4:40 --- 1791m標高点 7:29 --- 菅生下山口標識 8:18 --- 三嶺 (8:46-9:09) --- 西熊山 (11:15-11:35) --- お亀岩 12:07 --- 天狗峠綱附森分岐 (13:09-13:13) --- 天狗峠西山林道分岐 ( 13:21-13:32 ) --- 西山林道天狗塚登山口 ( 14:34-14:36 ) --- いやしの温泉郷 着 16:27

【山頂】

いやしの温泉郷を まだ暗いうちに 出発。

満月が とても明るい。

樹林帯の登山道には 年末年始期間に さぞ賑わったであろうと 読み取れる トレース痕があり その上に 昨日降った雪がウッスラ乗っている。

登っていくと 新雪の量も次第に増えてくる。

標高1500mくらいからは 有難いことに 新雪でトレースが完全に埋まってきていて いよいよ ラッセルがはじまる。

新雪面には 所々に かすかなトレース痕が残っているが ここは自分で納得する トレースを新たに つける。

幸い 新雪の下は 比較的締まった雪の支持層ができていて スノーシューだと ラッセルと 言えないほどの 沈み程度で すむので まずまずの 一定ペースで進むことができる。

明るくなっても 月が いまだ しっかり出ている。

天候は曇で 風が冷たく ガスが流れ 東の空は 少し赤くなるが 太陽は顔を出さない。

■三嶺 「マイナス6.3度 北5-3m ガス。時折 ガスが薄くなり 綱附森 西熊山が 少し見えるが またすぐガス。」(累計登頂回数 775回)

山頂で しばらく 滞在していると ガスが途切れて 少し薄日がさす時も あったが すぐまたガス。

■西熊山 方面の縦走に 向かう。

縦走路は 雪が 比較的締まって支持層ができているところもあるが 所々の 新雪ふきだまり箇所などの 通過に時間がかかる。

縦走路から三嶺を振り返ると 次第にガスがとれてきて はっきり山頂が見えるようになり 天候が急速に 回復してきている。

縦走路は やっぱり ペースが上らず 時間がドンドン経過していく。

その時の 積雪状態次第で 時間消費や 難易度が 目まぐるしく 変化し 先行きが 非常に読みにくいのも 雪山の楽しみなのかもしれない。

天候回復とともに 気温が上昇してきていて この先の積雪・雪質の変化が 心配だ。

■オオタオから西熊山 山頂までは冬期限定の 雪稜ルートを選定。

■西熊山 「マイナス3.5度 北5m 快晴 三嶺 次郎笈 天狗塚 見える。北側の落合峠〜矢筈山〜黒笠山も しっかり見える すこし黄砂が かかっていて 遠くの遠望はきかない」(累計登頂回数 643回)

お亀岩から天狗峠の登り区間は 雪多く 時間がかかる。

■縦走は やはり 時間がかかり 天狗峠で 時刻は すでに 13時過ぎ。

天狗峠付近は 西山林道から天狗塚への登山者で 山頂まで 目新しい トレースが しっかりついていて 楽に 天狗塚往復できるだろう。

それでも 天狗塚へ往復すると 一時間以上は 必要で 陽のあるうちに なんとか いやし温泉郷へ もどれる ギリギリのタイムだ。

■一年前の 2022年1月22日 三嶺から縦走してきて 天狗峠で14時半。このとき あと一時間あれば 天狗塚が往復できたのにと と思いながら 天狗峠で 天狗塚 割愛・敗退した。

■今回は そのときよりも 一時間はやい 13時半。

一年前だと 当然 天狗塚に向かっていた時間だが 縦走路の ここまでの 時間体力 消耗度を考えると、もし 天狗塚往復し 菅生までの林道歩きして 菅生への 到着予定は やはり 17時半。

なんとか、ぎりぎり 陽のあるうちには帰着できるものの 時間的に全然、余裕がない。

年齢と ともに 一年前とは 山に対する考えも 少しずつ変わってくるものだ。

ことさら 天狗塚往復に こだわる あまり 山頂滞在でゆっくりできないような 若い時のような 慌ただしい 余裕のない山行を いまさら することもなく 今の 自分にとっては一時間の 余裕を持って もっと ゆったり 山を楽しむ ほうが いい。

三嶺山頂から天狗峠まで 十分 雪の縦走路を堪能できたのに この先 天狗塚山頂を 無理して 慌ただしく往復することもない。

今回 天狗塚山頂は 割愛・敗退することにして、素直に 天狗峠から下山することにした。

この日 出会った登山者は 天狗峠〜西山林道登山口 8名。計8名。西山林道 天狗塚登山口 駐車車両 3台。


2023 令和5年1月8日現在
累計山行日数 2012日(内 四国 1622日)


【動画】

https://youtu.be/SgEJRui1rBo




【写真】

flickr
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72177720305097326

ヤマレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5078942.html

YAMAP
https://yamap.com/activities/21892614


【APRS】

2023年1月8日 APRS(Automatic Packet Reporting System)

APRSは 山中の登山者の現在位置を リアルタイムで 地上側で パソコン・スマホのグーグルマップ上にて閲覧でき、山岳遭難対策には きわめて 有効なシステムです。

ただしアマチュア無線家の皆様によって運営されていて アマチュア無線従事者の資格と アマチュア無線局の開局免許が必要となります。
今回も アマチュア無線位置情報システムAPRSネットワークを しっかり使わせていただきまして、多くのアマチュア無線家のみなさんには 大変お世話になり ありがとうございました。


「 JJ5MDM-7 」 アマチュア無線の電波
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=86400&tail=86400
アマチュア無線の電波をつかうJJ5MDM-7 
今回 2台とも順調。


「 JJ5MDM-5 」携帯電話網ネット接続環境からスマホアプリ「APRSdroid」使用。今回順調。
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400


「 JJ5MDM-7 」と「 JJ5MDM-5 」を 同時に表示
http://aprs.fi/#!mt=roadmap&z=11&call=a%2FJJ5MDM-7%2Ca%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400/


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IBUKI.run 活動ログLIVE配信 2023年1月8日



https://ibuki.run/
リアルタイムに現在位置を表示公開。

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【気象】


令和5年1月8日 午前9時 地上天気図


令和5年1月8日 午前9時 500,300hPa高層天気図


令和5年1月8日 午前9時 850,700hPa高層天気図


令和5年1月8日 レーダーアメダス合成値(気象庁発表)過去24時間降水量変化:動画 (国際気象海洋株式会社)






短期予報解説資料






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  • 2023年1月8日 xdomain
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    三嶺菅生道の 菅生登山入り口には 以下の看板があります。
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    「この登山道は 十分な装備 体力 時間がない方は 行かないようにしてください。名頃登山口からの登山を お勧めします。」

    前段の部分は 年間通じて あてはまりますが

    後段の部分は 雪のない 無積雪期(スリーシーズン)の話であって 一般的に 雪が多くなるような 積雪期間には

    名頃登山道の 夏道ルートは雪崩や滑落のリスクが高くなり 危険が 高いルートとなります。

    積雪期は名頃ルートが この 看板の内容とは 全く違うことを 十分 ご承知おきください。


    【三嶺(1893) 冬の名頃コース 特に ご注意】

    https://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/01d4cf0037eabf915f395a6a25cd617b

    http://shumiyama.blogspot.com/2013/12/1893.html


    【大雪の冬 三嶺(1893)の名頃コース】

    https://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/e3e6c5d15b44fe7f384790c53be052f3

    【三嶺(1893)南面、雪崩リスクの高い斜面】

    https://blog.goo.ne.jp/shumiyama/e/ccfba53bf2833fc4370da25f8924c670

    http://shumiyama.blogspot.com/2011/12/1893.html

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    ●二万五千分の一地図  「久保沼井」「京上」 「北川」 「剣山」
    トラックログ取得はGarmin GPSmap 60CSx使用
    令和5年1月8日第一版

    ご注意
    この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
    気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。
    自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。


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