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令和5年6月24日 三嶺(1893) 西熊山(1816) 天狗塚(1812) 牛の背(1757) ヒカリ石
【コース】
光石 三嶺(1893) 西熊山(1816) 天狗塚(1812) 牛の背(1757) 光石
【天候】曇
【記録】
ヒカリ石登山口 4:31 --- 西熊林道ゲート 4:47--- 西熊林道 ---さおりが原 5:38 --- カヤハゲ (7:28-7:39) --- 三嶺山頂 (8:35-8:51) --- 西熊山 (10:03-10:22) --- お亀岩 10:42 --- 天狗峠 綱附森分岐 11:09 --- 天狗峠 西山林道分岐 11:15 --- 天狗塚山頂(11:34-11:51) ---牛の背三角点 12:24 --- 天狗峠 西山林道分岐 13:10 --- 天狗峠 綱附森分岐 13:14 --- 地蔵頭 13:17 --- 綱附新道下降点 (14:11-14:21) --- 堂床 綱附新道分岐 15:30 --- ヒカリ石登山口 15:49
【山頂】
高知県香美市物部ヒカリ石側からの三嶺は、2023年3月19日につづき 今年2度目。
電子登山届システム「コンパス」にて あらかじめ登山届を提出済みだが、登山口には 登山届ボックスがあるので 念のため紙ベース登山届も提出。
シラジラと夜が明けてから ヒカリ石登山口を出発。
カヤハゲへの 登り途中からは 三嶺から天狗塚の稜線南側が よく見え しっかり 山稜を観察しながら 登る。
北側だけでなく 南側も 様々な角度で 山並みをしっかり頭に入れておく積み重ねが この山域の地形概念の把握につながる。
■三嶺 「プラス15.7度 西 1.8m 曇 剣山 次郎笈 天狗塚 見える。遠く 東赤石 笹ヶ峰 石鎚山系が雲海の上に 見える。」(累計登頂回数 793回)
山頂のコメツツジ よく見ると ほんの少しだけ 咲いていた。
■西熊山 「プラス21.4度 南 1m 曇 三嶺 天狗塚 見える。遠くの山々は 三嶺山頂では 見えていたのに 雲に隠れて 見えなくなっていた。」(累計登頂回数 657回)
■天狗塚 「プラス18.7度 南1.7m 曇 南から ガスが湧いて かろうじて 天狗峠 牛の背は 見えるが、三嶺、綱附森 ガスで見えない。」(累計登頂回数 739回)
■牛の背 三角点 (累計登頂回数 515回)
地蔵頭からの 下山時は ガスがかかっていたが 下へ降りて行くと ガスの下に出た。
綱附新道は 過日の大雨のせいか、沢筋では 土砂流出・土砂流入・流木 などが 増えていた。
■この日 出会った登山者は カヤハゲ付近 3名。 三嶺山頂 2名。 西熊山山頂 2名。お亀岩付近 5名。 天狗塚〜牛の背 4名。 計16名。
ヒカリ石登山口駐車車両は 出発時点で 1台。下山時 2台。
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2023 令和5年6月24日現在
累計山行日数 2033日(内 四国1643 日)
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堂床への綱附新道
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■堂床への綱附新道は 毎年一回程度 下りで 通過しているが ここで いつも心がけているのは みちづくりの癖を読み取ること。
稜線分岐からの 下りはじめで できるだけ忠実に道つたいに歩くことで、その昔 この新道を作った方の 険しい地形にどのように 道をつけていったかとかの「癖」「パターン」とか 大げさに言えば 「フィロソフィー」といったものを 道から しっかり読み取っていくようにしている。
■みちづくりの「癖」が 一度 わかると 進むべき 地形を見ることで 道のありかが ズバリ解るようになる。
そのうちに 道は 急な 谷沿いに どんどん 降下していくが、 道の作り方の「癖」がわかると この地形なら この先 こちらに 道をつけているだろうと 推測し進行し そのとおり道があり 道沿いに辿ることができる。
■もしかりに 途中 山仕事道 渓流釣りの道 獣道など 異種な道が 交錯していたりしていても それらとの違いを しっかり見分けて 進むべき道を辿ることができる。
■谷間の 地形をしっかりと把握すると、つけられた道が ここにあるだろうと 推定し 進行することができる。
目障りな テープなどは 見ずとも しっかり道沿いに歩けるが どうせ 道迷い不安者がつけたであろう テープは 信用せずとも その通り 道伝いに 歩くことができる。
テープ見ずとも 山を見よ。
「ふと 気がついたら 眼の前の枝に 残置テープが あった。」
■赤テープだけを追いかけていく テープファインディングは ルート探し 「ルーファイ」ではない。
使う目的が違う 地籍調査・林業用のテープ標識は別の話。
■ 登山者がテープをつけたりする 動機として「道迷い への不安」が考えられるが、山域を知り尽くした熟達者には 道に不安のないので テープなど つける必要もない。
また 別に 外から持ち込む テープなど使わずとも 山では自然素材だけでの 目印となる マーキングなど いくらでもある。
■地図・磁石を使うのは 大まかな ところでの 方向とか 道に合致しているかの 判断であって 細かいところでの 道の 見分けは 現地の地形を読み解くのが 原則。
■たまに 遭難防止の為に 親切心でテープをつけたりすることも あるかもしれないが、所詮 テープなど何年か すれば 朽ち落ちて ただ単なるゴミになってしまうことも 深く考えておかなくてはいけない。
やがて 朽ちて地面に落ちてしまう 残置テープ。生分解性テープでない限り できれば 回収してほしいものだ。
回収が面倒なら生分解性テープ(バイオ分解テープ)を使うしかない。
■冬道の赤テープ が 夏季にも 残置されていたり、道に迷った方が 乱発した迷いのテープが その後の 迷いを誘発するように いっぱい残置してあったりとか。。。。
とかく 昔から 赤テープに関しては 論争がいっぱい。
■毎年6月に公表される山岳遭難統計の中で 令和4年では、道迷いが36.5%と 道迷い遭難が最も多い。
令和4年における山岳遭難の概況
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/chiiki/r04sangakusounan_gaikyou.pdf
■赤テープの「テープファインディング」とか 安易なGPS使用で 登山者の 地形判断力は 劣化しやすい状況にあり、普段から研ぎ澄ますような 山を見る地形判断力を 磨いておくのが 大切なのでは ないだろうか。
【動画】
https://youtu.be/_Lh_bgN1upQ
【写真】
flickr
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72177720309306212
ヤマレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5647344.html
YAMAP
https://yamap.com/activities/25098337
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ガーミンGPSMAP66i ライブトラッキング(2023年6月24日)
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■2023年6月24日 GARMIN GPSMAP66iのライブトラッキングを実施。
GPSMAP66iにて イリジウム衛星経由で 10分ごとの現在位置をリアルタイムでWEBサイトに表示。
ライブトラッキング、メールでの双方向通信 ともに順調。
(携帯電話圏外エリアでも作動)
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【APRS】
2023年6月24日 APRS(Automatic Packet Reporting System)
APRSは 山中の登山者の現在位置を リアルタイムで 地上側で パソコン・スマホのグーグルマップ上にて閲覧でき、山岳遭難対策には きわめて 有効なシステムです。
ただしアマチュア無線家の皆様によって運営されていて アマチュア無線従事者の資格と アマチュア無線局の開局免許が必要となります。
今回も アマチュア無線位置情報システムAPRSネットワークを しっかり使わせていただきまして、多くのアマチュア無線家のみなさんには 大変お世話になり ありがとうございました。
「 JJ5MDM-7 」 アマチュア無線の電波
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=86400&tail=86400
アマチュア無線の電波をつかうJJ5MDM-7
「 JJ5MDM-5 」携帯電話網ネット接続環境からスマホアプリ「APRSdroid」使用。
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400
「 JJ5MDM-7 」と「 JJ5MDM-5 」を 同時に表示
http://aprs.fi/#!mt=roadmap&z=11&call=a%2FJJ5MDM-7%2Ca%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400/
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IBUKI.run 活動ログLIVE配信 2023年6月24日
https://ibuki.run/
3分毎にリアルタイムに現在位置を表示公開。
ただし 携帯電話圏外エリアでは リアルタイムには表示できず、携帯電話圏内になって はじめて表示できるようになる。
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【気象】
令和5年6月24日 午前9時 地上天気図
令和5年6月24日 午前9時 500,300hPa高層天気図
令和5年6月24日 午前9時 850,700hPa高層天気図
令和5年6月24日 レーダーアメダス合成値(気象庁発表)過去24時間降水量変化:動画 (国際気象海洋株式会社)
短期予報解説資料
ご注意
この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。
自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。
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