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2025年3月22日 三嶺(1893) 西熊山(1816) 天狗塚(1812)
【日時】 令和7年 2025年3月22日
【天候】 晴
【コース】 菅生 三嶺(1893) 西熊山(1816) 天狗塚(1812) 菅生
【記録】
いやしの温泉郷 発 3:47 --- 林用作業小屋跡 5:26 --- 1791m標高点 7:36 --- 菅生下山口標識 8:04 --- 三嶺 ( 8:25-8:44 )--- 西熊山 ( 10:33-11:04 ) --- お亀岩 11:27 --- 天狗峠綱附森分岐 12:09 --- 天狗峠西山林道分岐 12:17 --- 天狗塚山頂 ( 12:47-13:07 )--- 天狗峠西山林道分岐 13:35 --- 西山林道天狗塚登山口 (14:49-14:58) --- いやしの温泉郷 着 16:51
【山頂】
■3月中旬には かなり 雪解けが 更に進んでいたが 今週 戻り寒波がやってきて また新雪が積もった。
ただし 真冬と違い 春の雪は 淡雪で 解けるのも はやい。
まだ暗いうちに いやしの温泉郷を出発。
登山道 脇の 日陰には 新雪の 痕跡がチラホラ。
明るくなると晴れ。
標高1200mこえて 残雪の上を歩く。
標高1400-1500m位からは 固くなった残雪の上に新雪が乗っていてているが 大勢の人が歩いた トレースが しっかり残っている。
標高1600mあたりから 残雪の量も増える。
標高1700m付近からは 剣山、次郎笈を遠望。
1791m標高点から 三嶺山頂 北面を 見ると 確かに新雪で また白くなっている。
菅生下山道標識で 三嶺ヒュッテをみると 宿泊登山者が 小屋前で 出発準備していた。
春分の日にからむ 連休だけに 遠来の登山者で賑わう。
三嶺山頂に近づくと 山頂から カヤハゲ 方面へ向かって 縦走者が 山頂から降りていくのが見えた。この時間帯だと 剣山方面への縦走者だろうか?
■三嶺 「プラス3.1度 北西 8-5m 晴 剣山 次郎笈 天狗塚 牛の背 見える 黄砂の影響か 遠く 赤星山から 東赤石 笹ヶ峰山系 が ボンヤリ 見える。」(累計登頂回数 864回)
縦走路に入ると 気温が高いためか 登山道に詰まった新雪は 底までもぐり 深い ツボ足となるところが 続出。
初冬期の 底まで潜るのと 一緒だが 雪質が 水分を たっぷり含んだ湿雪の重い雪だけに 厄介だ。
前週まで 固く しまっていて 踏み抜きなしで 快適に歩けた 雪田も 今週は 踏み抜き箇所が 増えていて とても 快適といえない状態になっている。
新雪は 水分を含んだ ベトベトな状態で 登山道の上に 表面だけ 覆いかぶさっていて 重い抵抗を感じながら 水中ウォーキングするように 歩くので 消耗度合いが大きい。
ラッセルというより 踏み抜きの処理に 時間がかかるので 遅々として進まない。
縦走路で そうこう 苦労しているうちに オオタオ 手前付近ので 後ろから 後続の単独縦走者に 追いつかれる。
後続のかたに 先頭を譲り 先にいって もらい 後から トレースを利用させていただく。 感謝です。ありがとうございました。
■西熊山 「プラス 9.5度 北 4m 晴れ 三嶺 次郎笈 天狗塚 見える。遠くは 黄砂で 本山町白髪山 赤星山 笹ヶ峰がボンヤリ見える。」(累計登頂回数 714回)
西熊山 山頂では 高知側の 光石から周回の単独登山者とであう。
光石への 林道が通行止継続中なので 今シーズンは 高知県側からの登山者が 少ないので 登山道も荒れてきているとかの 高知側登山道の 現況の お話を伺う。
朝方冷えていた 気温が 日中になり 急に 上昇している。
里では 春本番の暖かさで 人の動きも活発化するだろうが 積雪のある 縦走路は 急な暖かさで いよいよ 踏み抜き箇所 が増えてきて、雪解けで 水たまり箇所も増えてきた
■雪山で 気温が急激に上昇すると 怖いのは 雪崩 雪庇 雪塊ブロック などの 崩壊。
眼の前だけ見ていても 駄目で 不安定な雪が 突然 上部から崩壊し 雪塊ブロックが 飛んで落ちてくるかもしれない。
■お亀岩避難小屋 周辺 は大丈夫だった
小屋は 過去には 雪崩にも遭っている。
https://shumiyama.blogspot.com/2020/05/blog-post.html
■お亀岩 〜 天狗峠間は 難所
お亀岩 〜 天狗峠間では 雪崩地形や雪庇ブロック崩壊危険箇所が 多数あり、
これらの雪崩 雪庇など 危険を 避けて 少しでも安全なルートを選択することになるが、
少しでも安全なルート は通るたび 刻々と変化するので 現状の 実際の状況を見て 注意深く観察して ルートを 決定。
■典型的な 雪崩地形
天狗峠 東面 と天狗峠 南面は 典型的な 雪崩地形。
今シーズンも何度も 雪崩ブロックが 割れて デブリが堆雪。
その上に 今回の新雪が デブリの上に 覆いかぶさって チョットわかりにくくしているが やはり 基本は 雪崩多発の危険地帯。
天狗峠南面では 案の定 比較的新しい デブリが 谷底まで転がっていた。
2010年1月24日 天狗峠 東面で わざわざ 雪崩デブリの中に入り込んで 昼食大休止している 無知なグループを目撃した。 (四国でも 過去には雪崩遭難者死者も 出ています。)
https://youtu.be/mGAh8R0AJCQ
https://shumiyama.blogspot.com/2010/01/2010124_24.html
■天狗塚山頂 手前 天狗峠〜天狗塚 間で 先行していただいた 単独登山者に再会し ツボ足 ラッセルの 御礼。助かりました。ありがとうございました。
■天狗塚 「プラス9.0度 西 2-3m 晴れ。三嶺 剣山 次郎笈見える。遠くは 黄砂でボンヤリ。赤星山 本山町白髪山 までは 見える。」(累計登頂回数 795回)
■西山林道 天狗塚登山口は 雪なし 駐車車両 無し。
■天狗塚登山口から いやし温泉郷方面の 林道阿佐名頃線は 雪なし。
■この日 出会った登山者は オオタオ付近1名と 西熊山頂の1名の 計 2名。
■2025 令和7年3月22日現在
累計山行日数 2107日(内 四国 1717日)
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■林道阿佐名頃線 西山土捨場で 通行止
https://rindonavi.com/traffic.html?traffic_id=17174684271682
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いやしの温泉郷 及び 奥祖谷観光周遊モノレール 休業中。
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【動画】
https://youtu.be/zZBCjYYbtQ8
【写真】
flickr (276枚 たくさんの写真が 見られます)
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72177720324609338/
ヤマレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7937804.html
YAMAP
https://yamap.com/activities/38605671
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ガーミンGPSMAP66i ライブトラッキング(2025年3月22日)
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■2025年3月22日 GARMIN GPSMAP66iライブトラッキングを実施。
GPSMAP66iにて イリジウム衛星経由で 10分ごとの現在位置をリアルタイムでWEBサイトに表示。
今回 順調
ライブトラッキング、メールでの双方向通信 順調。
(携帯電話圏外エリアでも作動)
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【APRS】
2025年3月22日 APRS(Automatic Packet Reporting System)
APRSは 山中の登山者の現在位置を リアルタイムで 地上側で パソコン・スマホのグーグルマップ上にて閲覧でき、山岳遭難対策には きわめて 有効なシステムです。
ただしアマチュア無線家の皆様によって運営されていて アマチュア無線従事者の資格と アマチュア無線局の開局免許が必要となります。
今回も アマチュア無線位置情報システムAPRSネットワークを しっかり使わせていただきまして、多くのアマチュア無線家のみなさんには 大変お世話になり ありがとうございました。
「 JJ5MDM-7 」 アマチュア無線の電波
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=86400&tail=86400
アマチュア無線の電波をつかうJJ5MDM-7 今回 順調。
「 JJ5MDM-5 」携帯電話網ネット接続環境からスマホアプリ「APRSdroid」使用。
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400
「 JJ5MDM-7 」と「 JJ5MDM-5 」を 同時に表示
http://aprs.fi/#!mt=roadmap&z=11&call=a%2FJJ5MDM-7%2Ca%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400/
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IBUKI.run 活動ログLIVE配信 2025年3月22日
今回 順調。
https://ibuki.run/
3分毎にリアルタイムに現在位置を表示公開。
ただし 携帯電話圏外エリアでは リアルタイムには表示できず、携帯電話圏内になって はじめて表示できるようになる。
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■2025年3月22日 ココヘリSUMMIT ソニーの エルトレス( SONY ELTRES)通信
■ ココヘリSUMMIT
山岳遭難対策として使用していたココヘリは ヒトココ ヤマモリの時代からの初期の製品であったが、今般 GPS機能付きのココヘリSUMMITに切替。
■従来のココヘリから ココヘリSUMMITは GPSの位置情報をSONY ELTRES通信にて発信する
■ココヘリにGPSを搭載し位置情報を3分毎に ソニーの エルトレス( SONY ELTRES)通信にて発信 (電池残量減だと12分間隔に)
(ELTRES SONY ELTRESは 低消費電力 安定通信・長距離伝送・高速移動体対応が特徴)
■搭載する電池の残容量から
はじめ7日間は GPSの位置情報を3分間隔。その後7日間は 12分間隔。
その後はGPS機能は停止するが さらに2ヶ月間にわたり 従来のココヘリとしての機能が維持。
合計 2ヶ月半の間 山岳遭難対策として 強力に機能してくれるのは 心強いところだが サブスクの値が高いのが残念。
山岳地帯では 標高の高い所では通信可能のようだが 標高の低い 谷間では 通信不可となっている。
■ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社のWEBサイト
通信可能 エリア
https://eltres-iot.jp/area/area.html
ELTRES 概要
https://eltres-iot.jp/overview/
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【気象】
2025年3月22日 午前9時 地上天気図
2025年3月22日 午前9時 500,300hPa高層天気図
2025年3月22日 午前9時 850,700hPa高層天気図
2025年3月22日 レーダーアメダス合成値(気象庁発表)過去24時間降水量変化:動画 (国際気象海洋株式会社)
短期予報解説資料
ご注意
この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。
自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。
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