「趣味の山歩き ますます深くなる近くの山域」 趣深山 Copyright(c) 2002-2011
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無雪期
徳島県美馬郡一宇村 徳島県三好郡東祖谷山村 ここで紹介している山々は、本州の著名山に比べると、登山道や指導標は未整備です。それは自然が多く残っていて、この山域のいいところなのですが、この山域では、登山者は自己責任での慎重な行動が求められます。 コースタイムはご参考程度にしてください。 ☆ 山行記録の編集方針について もご覧下さい。 ●この山域への 交通機関 アクセス ●この山域の地形、地質と気象 ●剣山山頂の気象(平年値、極値) |
無雪期 獣道コースです。難路が含まれています。未知のルートに挑む 読図力 技術 経験 精神力 体力が必要です。
自然豊かな 獣道を 利用するところがある ルートです。
くれぐれも 野生動物と ルートファインディングには ご注意下さい。
途中で引き返すにも 大変な労力を 要する場合が考えられます。
それなりの準備と 装備 体調 などを考慮し 天候を見定めて 自己責任にて 慎重に 行動することが求められます。
●二万五千分の一地図 「剣山」
★概念図
平成15年5月3日 晴れ
赤滝 9:24-- 伐採跡地 最上部 10:34---- 樹林限界11:38---塔の丸13:00-- 縦走路分岐 13:35 -- 林道へ降り立つ 15:41 -- 小島峠付近 自転車デポ地点 16:16
下りはデポしてあった自転車で 快適ダウンヒル 標高差300m快走 赤滝 16時40分着
累計歩行距離 10.80km 累計標高差1391m
自転車 距離 4.23km
国道438号美馬郡一宇村 明渡橋を渡り、徳島県道261号 菅生伊良原線から小島峠を越え 赤滝集落へ近づくあたりで駐車して、 伐採作業ヤード跡地から 赤滝川に降り立ち 対岸に渡り 少し行くと 忽然と 作業道が現れる。道端に 空から 舞い降りてきた 4WD車ジムニーが残置されている。作業道は 急な傾斜で ブッシュもあり 路面はすでに かなり荒れてきている。伐採跡地は広大で 野生動物が 数多く 走り回る。
伐採跡地 最上部で 樹林帯に入る。 獣道が 縦横に付けられていて 遠慮なく 利用させてもらう。傾斜が緩くなる あたりが 進路の方向性が 定めにくい。 1時間で 樹林帯を抜け 素晴らしい笹原 にでた。 ここも 縦横に付けられた 鹿の道を 利用させてもらう。
塔の丸山頂は 連休で賑わっていたが 縦走路は 全く静かだった。
☆コースメモ
塔の丸北西面に広がった 広大な 樹林帯あたりで 何年か前まで 大規模な伐採作業が行われていた。
東祖谷山村への行き来で 小島峠を越えるたびに 毎回 気になっていた。
今では 伐採作業は終わり 広大な伐採跡地が出現しているのだが 伐採用に 斜面に付けられた 作業道が かなり 上まで伸びているのが 県道側 からはっきり 確認できるので いつか いってみようと思っていたが なかなか 登れる 機会がなかった。
平成15年 連休に はじめは 赤滝から塔の丸 ピストン往復 の日帰り で登ってみた。この時の 帰りの下りコースは 樹林帯の中で 特に地形判断が 難しかった。
翌週 下りは小島峠へ向かう 周回コースを 通ってみた。
塔の丸から 小島峠までの 縦走路は かなり以前に 何度かトレースしていたが、 既に 色々なところで紹介され 比較的ポピュラールートになってしまったようで 以前より 刈り払いが進んで 整備されていて 歩きやすくなっていた。
また 小島峠より 稜線に沿っ林業用の作業道が 伸びてきていた。
☆ご注意
塔の丸 北西斜面は 完全な 獣道だけの 区間があり 、 ルートファインディングには くれぐれも ご注意下さい。ことに 塔の丸 北西斜面を 塔の丸から赤滝への 下りで 通ることになると ダダッ広い 地形的特徴のない 平場状のところを 下ることになり 、
地形判断が かなり 難しく 視界のきかない樹林帯のなかで 現在地を特定しにくい。
下りで ご利用になる方は くれぐれも 自己責任の上で 慎重に ご行動 下さい。
GPSトラックログ
カシミール(杉本智彦氏作)利用
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものです(承認番号 平15総使、第387号)」
空から舞い降りたジムニー
Leave No Trace (http://www.lnt.org/index.php)
日本語のページ(http://www.lnt.org/TeachingLNT/LNTJapanese.php)
「林道建設に反対しておきながら、できてしまった林道にマイカーを乗り入れ、自らの登山に利用する---
登山者はこれでいいのだろうか?
恥ずかしながら、僕自身には確たる答えがない。」
岩崎元郎 著 「登山不適格者」 平成15年6月 日本放送出版協会
赤テープなどについての 私の考え方は ここにあります。
これだけ自然が豊富な 場所に 赤テープのような 所詮は ビニールゴミになる ようなものを 残置しないように したいと いうのが私の考えです。
(ビニールよりは まだ 木綿の 赤布なら救えるけれど )それでも 付けないのが 一番 でしょう。
山は 登山者だけのもではありません。 山里の人 林業関係者 には ことに 赤テープは 嫌われます。
また 赤テープは あとからくる 登山者の ルートファインディングの 楽しみを 奪ってしまうものなのです。
後から来る人のためにも 地図 磁石 何だったら GPSを 積極的に 活用しましょうと いうのが 私の考えです。
平成14年10月10日第一版
平成15年5月3日 改訂増補
平成15年10月5日 改訂増補
平成16年1月1日 改訂
平成16年5月14日 改訂
ご注意
この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。
自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。
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