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HOME > 山行記録 >光石 三嶺(1893) 西熊山(1815) 天狗塚(1812) 光石
無雪期
徳島県三好郡東祖谷山村 高知県香美郡物部村 ここで紹介している山々は、本州の著名山に比べると、登山道や指導標は未整備です。 それは自然が多く残っていて、この山域のいいところなのですが、この山域では、登山者は自己責任での行動が求められます。 コースタイムはご参考程度にしてください。 ●この山域への 交通機関 アクセス ●この山域の地形、地質と気象 ●剣山山頂の気象(平年値、極値) ●二万五千分の一地図 「久保沼井」 「京上」 |
★概念図
●平成15年8月24日 ●平成15年9月20日
平成21年6月6日 光石 三嶺(1893) 西熊山(1815) 天狗塚(1812) 光石
【コースタイム】
光石登山口発 6:01 ---さおりが原分岐 6:14--綱附森分岐 6:20 --- 八丁ヒュッテ 6:33 ---三嶺山頂 (8:49-9:04) -- 西熊山 (9:57-10:06) ---お亀岩 10:22 --- 天狗峠 綱附森分岐 10:43 --天狗峠 西山林道分岐 10:47- 天狗塚山頂(11:01-11:20)-- 天狗峠 西山林道分岐 11:36 --天狗峠 綱附森分岐 11:40 --- お亀岩 11:52 --お亀岩避難小屋 11:54 ---八丁ヒュッテ 12:52 --綱附森分岐 13:02--さおりが原分岐 13:06 -- 光石登山口着 13:21平成17年9月24日 曇り
【コースタイム】
光石登山口 6:37 -- 八丁ヒュッテ 7:19 ---三嶺山頂 (10:21-11:10) -- 西熊山 (12:10-12:43) ---お亀岩 13:02 --- 天狗峠 13:30 --- 天狗塚山頂(13:45-14:37)-- 天狗峠 14:53 -- お亀岩 15:16 ---八丁ヒュッテ 16:30 --- 光石登山口 17:01
【歩行距離 標高差】
累計歩行距離 18.583km 累計標高差 18125m
西熊溪谷沿いの道路は 川に削り取られて 一部 狭くなっているところがあり 応急復旧工事中であった。
長笹谷にかかる鉄橋は 流出し 河原を 徒渉する。
三嶺山頂 「13.2度 5-6m北風 ガス 水滴をふくんだガスで 衣服が濡れる」
西熊山山頂 「14.7度 2-3m」
天狗塚山頂 「15.1度 4-5m北風 再びガスが流れ 視界がきかなくなった」
詳細と写真平成17年6月25日 曇り
光石登山口 6:58 -- 八丁ヒュッテ 7:35 ---三嶺山頂 (10:01-10:224) -- 西熊山 (11:21-11:37) ---お亀岩 11:55 --- 天狗峠 12:32 --- 天狗塚山頂(12:48-13:30)-- 天狗峠 13:22 -- お亀岩 14:05 ---八丁ヒュッテ 15:11 --- 光石登山口 15:46
累計歩行距離 18.161km 累計標高差 1755m
このところの空梅雨気味の気候で 西熊溪谷の 水量も少ない。
三嶺山頂 「17.1度 1m 風弱い 剣 次郎笈 石立山は 少しかすんで見える。白髪山 天狗塚は よく見える。」
この一週間で縦走路は クマササの緑が ずいぶん濃くなった。コメツツジも 咲いている割合が増えた。
西熊山 「19.4度 2m 曇り 」
天狗塚山頂 13:10 「19.2度 曇り 風弱い」
詳細と写真平成16年9月18日 曇り 雨
光石登山口 4:33 -- 八丁小屋 5:26 ---三嶺山頂 (9:02-9:13) --三嶺ヒュッテ(9:20-9:38)--三嶺山頂 (9:45-9:50)-- 西熊山 (11:04-11:27) ---お亀岩 11:46 --- 天狗峠 12:27 --- 天狗塚山頂(12:44-13:11)-- 天狗峠 13:22 -- お亀岩 (14:04-14:23) ---八丁小屋 16:07--- 光石登山口 16:56
8-9月に襲来した台風16号、18号の暴雨風やその間の集中豪雨などで、大きな災害を受けた西熊渓谷上流部へ入ってみた。八月二十一日来たときとは全く谷の様相が変わっていた。
土石流発生沢の合流点付近から見上げると 物凄く切れ込んでいて 不気味な感じがした。
三嶺山頂9:10 「14.1度 6m南風 ガス。何も見えない」
三嶺ヒュッテに立ち寄る。こちらは台風被害はなかったようで健在だ。
縦走路で雨が降り出し、一時かなり強く降る。
西熊山 「15.3度 4m 南風 ガス 小雨 」
天狗塚山頂 13:00 「14.1度 7-9m南風 ガス 小雨 8人グループが登ってきたが早々に下山した。」
記録詳細と写真平成16年8月21日 曇り 一時雨
光石登山口 4:40 -- 八丁小屋 5:26 ---三嶺山頂 (8:51-9:22) ---- 西熊山 10:51 ---お亀岩 11:25 --- 天狗峠 12:02 --- 天狗塚山頂(12:29-13:46)--天狗の池 散策 -- 天狗峠 14:24 -- お亀岩 15:08 ---八丁小屋 16:40--- 光石登山口 17:31
天狗塚山頂 13:40 「18.2度 3m 南より微風 曇り 時々ガスが流れる 遠望は効かない 綱附森 牛の背も 時折見える」
記録詳細と写真平成15年8月24日 晴れ 曇り
光石登山口 7:44 -- 八丁小屋 8:28 ---三嶺山頂 (10:53-1:106) ---- 西熊山 12:38 ---お亀岩 12:59 --- 天狗峠 13:20 --- 天狗塚山頂(13:41-14:20)---- 天狗峠 14:38---お亀岩 15:00 ---八丁小屋 16:10--- 光石登山口 16:47
累計歩行距離 18.2km 累計標高差 1759m
渓谷沿いの道は きちんと整備されている。キャンプ場、吊り橋、トイレ、標識など 次々に出てくる。
素晴らしい渓谷美を、味わいながら、沢沿いに行く。急登になって、一気に標高を稼ぎ、最終の水場で水を補給すると、すぐ縦走路の稜線へでる。
三嶺山頂 11:00「風弱く 暑い 23度 風速0.3m 少し雲は出ているが、緑が濃く まぶしい。剣山、次郎笈、石立山、矢筈山などみえる。」
天狗塚山頂 14:15「 南風 1〜3m 20度 風が吹くと 心地よく感じるが 風カゲでは とてもなく暑い。高曇り。」
お盆明けから 本格的な残暑となり 暑い日が続いて いて、この日も暑い一日でした。下山後調べてみると、この日正午の麓の大栃(標高210m)の気温は33.4度の酷暑でした。
コース詳細
★フスベヨリ谷 コースメモ
●光石登山口に「三嶺登山道に係わる お知らせがでています。
「台風16号により「アオザレ」の西側斜面が崩壊し 渓流コース(フスベヨリ谷沿い)の登山道は通行不能(大部分消失)となっています。 高知中部森林管理署、物部村」
実際 土石流でフスベヨリ谷の様相は一変し 8月21日の状況とは全く違います。
登山道は かなりの部分が消失してしまって 決められた登山道を歩く登山道コースでなく 沢歩きのルートです。
●橋は 八丁ヒュッテより上流のフスベヨリ谷本流で 健在は一カ所(最初の橋1/6)だけで、
他の2/6橋から6/6橋の五橋は流出。
ヌスビト沢にかかる支流橋は健在。
●水の流れは 降水や 堆積物の動き さらなる土砂崩壊 浸食などで 刻一刻と変化しそうな感じで、決められたコースを辿ることなくその時の水の流れで 適宜 ルートファインディングして 沢歩きの要領で 沢を詰めていくことになります。
崩壊後まだ 安定していない 崩壊岩や土砂がたくさんあり 更に崩れるかもしれないほど 不安定な危険な箇所があり 高捲きが必要なところも出てきます。
●沢の水量や降雨時には 特に注意が必要です。
●三嶺 天狗塚を回る オーソドックスな周回コースで、三嶺を代表する、いいコースですが、今回の台風災害で一変してしまいました。早く 以前の渓谷美が 蘇って欲しいものです。
● 崩壊直後なので、一般道に比べ、危険が高いコースです。自己責任で慎重な行動が求められます。
●2004 10 02 三嶺 南西面 崩壊箇所詳細
★かつての渓谷コースの魅力 (2004年台風災害以前)
三嶺 天狗塚を回る オーソドックスな周回コースで、三嶺を代表する、いいコースです。
西熊渓谷、フスベヨリ谷の渓谷美を堪能して、頂上に一気に上がるルートは、林道終点まで、車で行って、あと少し歩くコースなど では、味わえない、深い趣を与えてくれます。
お亀岩から、天狗塚までは、稜線を往復する形になりますが、下山口に降りてからの、林道歩きより、この稜線を歩いて往復する方が ずっとよい、と思います。
GPSトラックログ
カシミール(杉本智彦氏作)利用
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平15総使、第387号)」
平成15年9月20日 雨
光石登山口 8:13 -- さおりが原 9:20 ---カヤハゲ 10:58---三嶺山頂 (12:03-12:18) ---- 西熊山 (13:28--13:41) ---お亀岩 14:03 --- 天狗峠 14:27 --- 天狗塚山頂(14:43-15:02)---- 天狗峠 15:20---地蔵頭 15:30 ---稜線分岐(綱附森-堂床) 16:14---分岐(八丁小屋-綱附森) 17:14--- 光石登山口 17:38
累計歩行距離 20.69km 累計標高差 1962m
南海上の15号台風の動きを 気にしながら光石へ来たが、登山口から歩き出したとたん 、小康状態の雨が 大粒になった。以降 一日中雨。
さおりが原は 小川が流れていて 豊かな自然が残り とても気持ちの良いところだ。
12:10三嶺山頂「気温13度 風速6〜8m 北よりの風雨 冷たい。 ガスが流れる。 一瞬 白髪山 が ガスの切れ目に見えた。
コメツツジが色づく」
山頂から 縦走路に入り 少し標高が下がると、ガスから抜け出た。西熊山への稜線の 下の方は見える。
稜線上は 遮るものが無く 北からの風雨が 雨具のフードの 耳元に喧しいぐらい 吹き付ける。
雨量が 多いせいか、登山道は小川となって、雨水が流れ、水たまりも多い。
天狗塚山頂 14:55「 12度 風速5〜7m 北よりの風雨 綱附森が何度か、 白髪山 石立山は 一度だけガスが切れて ほんの一瞬 シルエットが見えた」
この天候 のお陰で 出会った登山者は 1パーティーだけ で とても静かな 山行が楽しめました。
コースメモ
このコース全体では フスベヨリ谷の周回コースよりは、少し長くなりますが、光石を起点とした三嶺 天狗塚を回る 、尾根上を回る周回コースです。
始めと 終わりに 西熊渓谷の渓谷美を見ることが出来て、豊かな自然林を 味わいながら 三嶺頂上に上がるルートは、フスベヨリ渓谷ルートとは また違う趣を与えてくれます。
三嶺までの前半の 登山道の整備に比べたら、 後半の下山路は 自然の多い 登山道となります。
GPSトラックログ
カシミール(杉本智彦氏作)利用
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平15総使、第387号)」
★平成16年 台風被災以前の渓谷の様子は下記をご覧下さい。
光石 フスベヨリ谷 三嶺への 標識類は ここを ご覧下さい。(2004年版台風被災以前)
2003年版はこちら
平成14年10月10日第一版
平成21年6月6日 最終更新
ご注意
この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。
自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。
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